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  1. 島田市議会 2009-06-30
    平成21年6月30日民生病院教育常任委員会−06月30日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成21年6月30日民生病院教育常任委員会−06月30日-01号平成21年6月30日民生病院教育常任委員会  民生病院教育常任委員会                              平成21年6月30日(火)                              第3委員会室 1.委員及び関係職員の紹介 2.付託議案の審査  ○報告第8号 専決処分した事件の承認について(島田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)  ○議案第55号 平成21年度島田市一般会計補正予算(第3号)中、所管に属するもの  ○議案第56号 平成21年度島田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  ○議案第57号 島田市交通遺児育英基金条例について  ○議案第58号 島田市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例について  ○議案第61号 島田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について  ○議案第64号 平成21年度島田市一般会計補正予算(第4号)中、所管に属するもの 3.その他
    出席委員(8人)  委員長   村 田 千鶴子 君     副委員長  八 木 伸 雄 君  委  員  桜 井 洋 子 君     委  員  原 木   忍 君  委  員  中 野 浩 二 君     委  員  冨 澤 保 宏 君  委  員  溝 下 一 夫 君     委  員  佐 野 義 晴 君 説明のために出席した者  市民福祉部長                    石 間 鉦 哉 君  市民課長                      松 原 久 夫 君  福祉課長                      伊 藤 康 久 君  児童課長                      中 村 好 男 君  児童課参事                     山 口 昭 治 君  健康づくり課長                   濱 田 三 郎 君  健康づくり課技監                  安 原 清 美 君  長寿介護課長                    藤 本 章 夫 君  市民病院事務部長                  小 塚 三千夫 君  次長(兼)管理課長                 中 野 恵 之 君  病院企画課長                    大 石 保 巳 君  経理課長                      佐 藤 健 一 君  医事課長                      森 田 智 之 君  看護専門学校副校長                 渥 美 藤 江 君  教務課長                      松 永 則 子 君  教育長                       松 田   宏 君  教育部長                      鈴 木 静 雄 君  教育総務課長                    金 原 雅 之 君  学校教育課長                    濱 田 和 彦 君  学校教育課参事                   澤 井   均 君  社会教育課長                    大 畑 雅 雄 君  島田図書館長                    長 野 將 人 君  金谷図書館・川根図書館長              中 村 和 司 君  博物館長                      高 木   歩 君 職務のために出席した事務局職員  担当書記                      榑 林 弘 三                               開会 午前9時57分 ○委員長(村田千鶴子君) ただいまより民生病院教育常任委員会を開会いたします。  議事に入る前に、委員席の確認をさせていただきたいと思います。今おかけになっている席を皆さんの自席ということにさせていただいてよろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) それではそのようにさせていただきます。  それでは議事に入りたいと思います。本日は、お手元に配布してありますレジュメにより進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、1の委員及び関係職員の紹介に入ります。委員会の構成が決まってから初めての委員会ですので、審査に入る前に関係の皆さんの紹介をお願いしたいと思います。  委員からお願いしたいと思いますが、まず私から自己紹介をさせていただきます。  委員長の村田千鶴子です。よろしくお願いいたします。今議会より議会基本条例が施行され、委員会もこの条例を念頭に置いて進めてまいりたいと思っておりますが、何分不慣れでございますので、皆様の御協力をよろしくお願いいたします。  なお、当局側におかれましては、我々の議案の判断材料となります資料がありましたら、委員からの要求ではなく、自発的に積極的に資料提供くださるようお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。  では続いて、八木副委員長お願いいたします。 ○副委員長(八木伸雄君) おはようございます。副委員長の八木伸雄です。どうかよろしくお願いいたします。 ◆委員(桜井洋子君) 委員の桜井洋子です。よろしくお願いいたします。 ◆委員(中野浩二君) 同じく中野でございます。よろしくお願いいたします。 ◆委員(溝下一夫君) おはようございます。溝下です。よろしくお願いします。 ◆委員(原木忍君) 原木です。よろしくお願いします。民生病院は初めての委員会ですので、よろしくお願いします。 ◆委員(冨澤保宏君) 冨澤保宏です。よろしくお願いいたします。 ◆委員(佐野義晴君) 佐野でございます。お願いいたします。 ○委員長(村田千鶴子君) 次に、当局職員の紹介をお願いいたします。  なお市民福祉部、市民病院事務部、看護専門学校、教育部の順にお願いいたします。それでは市民福祉部から紹介をお願いいたします。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) おはようございます。市民福祉部を紹介させていただきます、私は部長の石間鉦哉といいます。よろしくお願いいたします。  それでは、課長職の紹介をさせていただきます。市民課長の松原久夫です。 ◎市民課長(松原久夫君) 松原です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) 福祉課長の伊藤康久です。 ◎福祉課長(伊藤康久君) 伊藤です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) 児童課長の中村好男です。 ◎児童課長(中村好男君) 中村です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) 同じく児童課参事の山口昭治です。 ◎児童課参事(山口昭治君) 山口です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) 健康づくり課課長の濱田三郎です。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 濱田です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) 同じく健康づくり課技監の安原清美です。 ◎健康づくり課技監(安原清美君) 安原です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) 最後ですが、長寿介護課課長の藤本章夫です。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 藤本です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) 以上、紹介させていただきました。 ◎市民病院事務部長(小塚三千夫君) おはようございます。市民病院事務部長の小塚です。  それでは、病院のほうの管理職を紹介させていただきます。次長兼管理課長の中野恵之です。 ◎次長(兼)管理課長(中野恵之君) 中野です。よろしくお願いいたします。 ◎市民病院事務部長(小塚三千夫君) 病院企画課長の大石保巳です。 ◎病院企画課長(大石保巳君) 大石です。よろしくお願いします。 ◎市民病院事務部長(小塚三千夫君) 経理課長の佐藤健一です。 ◎経理課長(佐藤健一君) 佐藤です。よろしくお願いします。 ◎市民病院事務部長(小塚三千夫君) 医事課長の森田智之です。 ◎医事課長(森田智之君) 森田です。よろしくお願いします。 ◎市民病院事務部長(小塚三千夫君) 以上でございます。 ◎看護専門学校副校長(渥美藤江君) おはようございます。看護専門学校の副校長をしております渥美です。よろしくお願いいたします。  看護学校のほうを紹介させていただきます。教務課長をしております松永則子です。 ◎教務課長(松永則子君) 松永です。よろしくお願いいたします。 ◎教育長(松田宏君) 教育長の松田でございます。よろしくお願いいたします。  教育部は部長のほうから紹介いたします。 ◎教育部長(鈴木静雄君) おはようございます。教育部長の鈴木です。よろしくお願いします。  それでは教育部の各課長の紹介をさせていただきます。教育総務課課長の金原雅之です。 ◎教育総務課長(金原雅之君) 金原です。よろしくお願いいたします。 ◎教育部長(鈴木静雄君) 学校教育課課長の濱田和彦です。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 濱田です。よろしくお願いします。 ◎教育部長(鈴木静雄君) 同じく学校教育課参事の澤井均です。 ◎学校教育課参事(澤井均君) 澤井です。よろしくお願いします。 ◎教育部長(鈴木静雄君) 社会教育課課長の大畑雅雄です。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 大畑です。よろしくお願いします。 ◎教育部長(鈴木静雄君) 図書館のほうですが、島田図書館長の長野將人です。 ◎島田図書館長(長野將人君) 長野です。よろしくお願いいたします。 ◎教育部長(鈴木静雄君) 金谷図書館・川根図書館長の中村和司です。
    ◎金谷図書館・川根図書館長(中村和司君) 中村です。よろしくお願いします。 ◎教育部長(鈴木静雄君) 博物館長の高木歩です。 ◎博物館長(高木歩君) 高木です。よろしくお願いします。 ◎教育部長(鈴木静雄君) 以上でございます。 ○委員長(村田千鶴子君) ありがとうございました。  担当書記は榑林主査でございます。 ◎担当書記(榑林弘三君) 榑林です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(村田千鶴子君) それでは次に、本会議より当委員会に付託されました議案の審査を、お手元の付託議案審査項目に従って進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  なお先ほど私のあいさつの中で申し上げましたが、4月1日に施行された島田市議会基本条例には、本会議等において議員相互の討議を積極的に行わなければならないということが規定されております。審査の中で委員同士の活発な討議、意見交換をしていただければと思います。そのような進行に努めたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  また発言の際にはマイクのスイッチを必ず入れていただきますよう、お願いいたします。  ではまず、報告第8号 専決処分した事件の承認について(島田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)について審査をいたします。議案書は19から21ページ、説明、参考は54から63ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  市民課長。 ◎市民課長(松原久夫君) 補足説明は特にございません。 ○委員長(村田千鶴子君) それでは、委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  原木委員。 ◆委員(原木忍君) 特にないということですが、説明書のほうに新旧条文対照表等があるので、これを見れば条文のどこが変わったかというのはある程度わかるんですが、この改正の趣旨等についてわかれば説明をお願いしたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 市民課長。 ◎市民課長(松原久夫君) 趣旨とのお話ですので申し上げます。  平成21年度の税制改正によりまして、地方税法第703条の5の第2項が改正されたことに伴い、2割減額の対象者について、市長が減額は適当でないと認める場合、減額を行わない旨の規定を廃止することといたしました。  ほかに附則第9号の関係でございますが、上場株式等に係る配当所得に係る国民健康保険税の課税の特例、これにつきましては平成21年1月1日以後に支払いを受けるべき上場株式等の配当を有する場合、その配当所得の課税方法について総合課税と申告分離課税のいずれかを選択できる制度が創設されました。本制度の創設に伴い、当該所得についても他の分離課税に係る所得と同様の取り扱いをする旨の規定を新たに設けました。これは平成22年4月1日の施行になります。  その次に、附則第13項の関係です。上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除に係る国民健康保険税の課税の特例があります。これは法改正により、同一年中または過去3年以内に生じた上場株式等に係る譲渡損失の金額と、申告分離課税を行った上場株式等に係る配当所得との間で損益通算をすることができる特例が創設されたことから、新たに規定を設けました。平成22年4月1日の施行になります。  その次に附則第16項の関係ですが、先物取引に係る雑所得等に係る国民健康保険税の課税の特例というものがあります。平成21年度の税制改正によりまして、地方税法附則第35条の4第4項の先物取引に係る雑所得等の金額に、譲渡所得が加えられたことに伴う改正であります。先物取引については従来までは事業所得と雑所得のみの取り扱いでありましたが、今回の改正によりまして譲渡所得を選択することが可能になったことによる附則の改正であります。これは平成23年1月1日の施行になります。  あと、金額の表記の統一を図ったということがございます。  以上です。 ◆委員(原木忍君) わかりました。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) ないようでしたら、採決いたします。  報告第8号 専決処分した事件の承認について(島田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)について、原案のとおり承認すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 御異議なしと認めます。よって報告第8号は原案のとおり承認すべきものと決しました。  次に議案第55号 平成21年度島田市一般会計補正予算(第3号)中、当委員会の所管に属するものについて審査いたします。なお審査につきましては、歳出、歳入の順番で行いますのでお願いいたします。  ではまず、歳出3款民生費1項社会福祉費、2項児童福祉費について審査いたします。予算に関する説明書は44から47ページ、概要書は3から5ページです。  当局から補足説明がありましたらお願いいたします。  長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) それでは3款1項3目老人福祉費における高齢者生きがい活動支援事業老人福祉センター事業につきまして、御説明をさせていただきます。  本年4月1日に開館しました老人福祉センターの玄関前からコミュニティバス乗り場の通路まで約10メートルについて、傘を差さずに通行できるアプローチの屋根つき通路と、その通路に沿って手すりを設置しようとするものであります。予算の内訳については概要書の4ページにあるとおりです。  次に介護保険事業特別会計操出金は、議案第56号にあります(仮称)五和地域交流センターの中に設置を予定しています金谷地域包括支援センターと、介護予防訓練室の備品類整備のための一般会計からの操出金です。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) では、委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 児童福祉費のほうでもいいでしょうか。  今、説明は特にありましたが、財源の組みかえということですので国の事業の影響だと思うんですが、その財源の流れをちょっと説明していただけますでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 児童課長。 ◎児童課長(中村好男君) これは民間保育園の助成事業に関するものですが、平成20年度の国の二次補正により、県に安心こども基金が創設されました。これに伴いまして、平成20年度から22年度までの保育所等の整備事業に係る補助金がすべてこの安心こども基金から支出されることになりましたものですから、当初は国庫補助金を見込んでいましたが、この関係で県の補助金ということで組みかえをさせていただくという御提案をさせていただきました。これに伴いまして補助基準額も見直しがされましたので、あわせて財源の組みかえ等を行うというものでございます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) これは六合第一保育園の建てかえについての補助金ですよね。鉄骨2階建てに建てかえていくということで、これについては今六合地域に待機児が出始めているということを伺っていますので、この第一保育園の建てかえについて、そこへの対応はどういうふうになっていくのか、ちょっと教えてください。 ○委員長(村田千鶴子君) 児童課長。 ◎児童課長(中村好男君) 六合第一保育園につきましては現在90名の定員のところを、この建てかえによりまして30人増員して定員を120名ということで解消をいたします。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) そうすると、これは財源の組みかえで国からの手当なんですが、今度それを使った第一保育園では定員増ということなので、一応六合地区の待機児の解消というかその見込みに対しては何とか対応できていくというふうに受け取ってよろしいでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 児童課長。 ◎児童課長(中村好男君) 議員がおっしゃるとおりです。 ◆委員(桜井洋子君) わかりました。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはどうでしょうか。  佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 長寿介護課長にお尋ねしますけれども、ただいまのアプローチ云々の件で説明があったわけですけれども、屋根がないということ。これは、意味はわかるんですけれど、何で屋根がないって、ないからないんでしょうけれど、なぜわからなかったのか。非常に単純なことですけれど、行ってみればわかりますけれども、同じ背景にありながら、ないというのがかえって不思議なんですよね。何で図面上でわからなかったのか、その辺の確認をいたします。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 概要書の21ページの上に田代の郷温泉の平面図がありますので、御覧いただければと思います。これに従いまして少し説明をさせていただきます。  私のほうでも確認をさせていただきました。田代の郷温泉の建物の手前に老人福祉センターがあります。コミュニティバス乗り場から直接田代の郷温泉に向かって、屋根つきの歩廊が今設置をされています。当初、この歩廊と老人福祉センターの間に少し平坦地があり、そこで地元の方々が朝市をしたいという計画があったということです。もう1つは、今回も工事がありますけれども、機械室に行くにはこの通路を通らないとたどりつけません。というのは、この図面には方位がありませんけれども、この図面の左側、下側は崖というか坂道といいますか、斜めに盛り土をした場所になります。また上側については山がもう迫っておりまして、ここに行くための機械類、例えばメンテナンスをする場合の車両が通るには、今言ったところを通らないと行けないという条件がありました。そういうことで、当初はここについてはそういった朝市のための車両、またメンテナンスのための車両が通行するということで、今回やろうとする屋根つきの歩廊の話はあまり出てこなかったという状況があります。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 意味は理解できるんだけれど、そうすると事前に、工事前にそれは承知していたという解釈でよろしいんですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 当初は、朝市についてはここで行うという約束というか決めがあったようですが、実際に始まってみますと、このコミバスの通路沿い、図面でいくと駐車場に近いほうを使うということでやっていますので、少し使われ方が変わってきたということであります。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 済みません、ちょっと私の説明が悪かったと思うんですけれど、そういうことは使う前に既にわかっていたと思うんだよね。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 実際にできてから使われ方が少しずつ変わってきた、使い勝手のいいような形で使われてきたということで、当初はそこまでの予定はなかったというふうに判断しております。 ○委員長(村田千鶴子君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) そうしますと、高齢者が本体に入る場合、雨に濡れちゃ困るという、それは意味がわかりますけれど、その時点では、高齢者は雨に濡れる場合はこうもりを差すということが前提だったわけ。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) おそらくそういう使われ方でいこうということではなかったかと思います。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) これ以上言ってもしようがないと思うんだけれど。  それと関連で聞きますけれど、あの現場に行ってみますと、歩廊にセンターラインというか幅大体30センチぐらいの障害者を対象に、目の見えない方が対象と思われますけれど、金属製のボチボチがあります。これは今の現場のみならずほかの場合でもそうですけれど、たまたまこの間年寄りが、つっかけでそこに来たわけだよね。「わしらはこのぐらい高いとつっかかって転んじゃう」って言うんだよね。そういうことに対する配慮というのはどんなふうに考えているか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) このアプローチの通路の真ん中に、点字ブロックがずっと老人福祉センターの入り口までつながって設置されています。やはりこういった公共施設についてはいろいろな方が御利用になるということで、点字ブロックの設置は欠くことのできないものだと思います。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) ついでにちょっとお聞きしたいんですけれど、その場合、今のデコじゃなくてボコのほうの対応というのはないんですか、この規格というのは。デコだとつっかかるけど、ボコだとごみが入って平らになっちゃうということもありますけど、そういう対応というのは根本的にないんですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 申しわけありません。そこまでの判断はなかったかと思います。一般的な形での点字ブロックの設置ということで、工事が施工されたと思います。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) それともう1点、この530万円ですけれども、実際に我々も図面等を見ないとわからないですけれども、何か直感的に感じるに、10メートルで幅が約1間ぐらいあると思いますけれど、手すりがどういう格好でつくかちょっとわかりませんけれど、直感的にちょっと工事単価が高いような気がしてなりません。当然不用額が出れば、それは不用として取り扱うんでしょうけれど、こんなに見ないとできないものかね。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) この田代地区の開発の中で、やはりあそこは周囲に自然が大変豊かにありまして、その中に老人福祉センターあるいは田代の郷温泉の施設が設置されていると考えています。そういう中では建物が平家づくりの落ち着いた建物、また景観的にもあまり目立たないというか、逆にしっとりとした和風の構造物になっているのではないかと思います。そういう中で各施設が配置をされていまして、今回つけようとする屋根つきの歩廊でありますけれども、現在コミュニティバスから伊太和里の湯のほうに入るのと同じ型式の通路ということで、我々は考えております。  先ほど議員からお話がありました金額は、設計管理料が50万円ということですから、実際には530万円から50万円を引いた480万円が工事費になるわけですけれども、当初今ある歩廊と一緒にやれば、重機の搬入あるいは仮囲い設置等といったものが1度で済みますので単価的には安くなったと思うんですけれども、今回改めて設置をしようとするものでありますので、その意味では少し大きな金額になっているのではないかと思っております。  またこれから実際に設計を行っていくわけですけれども、できるだけ単価がかさまないような形で、我々としても工事を施工できればと考えております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) これに特別反対するものじゃないし、ある意味でしようがないなという感じもしないではありません。そうした中で、これは同一業者なのか、さらにアウトサイダーを含めた入札なのか、その辺はどんな対応でとるかお尋ねします。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 金額的にいきますと、この事業費で施行できる業者の方の中から、一般競争入札というふうに考えております。  以上です。
    ○委員長(村田千鶴子君) 中野委員。 ◆委員(中野浩二君) 私も何度か老人を連れてあそこへ行って、経験しているわけですが、このアプローチに対する今度の工事についてはすばらしいものだと、当然だというふうに私も考えています。ただ、この工事期間中にもやはり、いつごろ施工を考えているのか、それから施工のときも御老人があそこを利用するものだから、その辺の対応はどうしますか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 概要書の21ページの図面のほうでもう一度お話をさせていただきます。  今回の工事に当たりましてお認めいただいた場合、早速入札等の準備に入りたいと考えております。そうした中で、まずこの奥に設置をされる田代の郷温泉のほうの機械室あるいは配管工事等がまず行われないと、ここに多分大きな機械が搬入されてくると思いますので、先にそちらのほうの工事が施工となるかと思っております。それが終わった後、こちらの歩廊の工事に入りたいと思っております。基本的には極力現場での作業は短くしたいと、概略大体1週間ぐらいと我々は思っておりますけれども、休館日になります月曜日を入れたり、もし利用者等がある場合は安全対策に十分配慮して、お客様には使っていただきたいと。またそのような形で工事をしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 1点だけ確認したいと思います。  先ほど佐野委員からの質問にもあったんですが、この整備を要するに至った理由というのは、当初からそれは必要と思っていたけれども、さっき言った理由でできなかったのか、それとも利用者からの要望があってこういう経過になったのか。その辺についての経過について説明をお願いします。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 距離的には10メートルですので、傘を差していけばというふうに考えたのかもしれません。ちょっと当時の状況はまだ確認できていませんけれども、そういうことではなかったかと思います。ただ、ここのところは実際に雨の日になりますと大変風が巻いて強い場所でありますし、例えばコミュニティバスをおりてここに至る間もう一度傘を差していきますと、風にあおられて大変危険な状態と、アプローチ自体は滑りにくい構造にはなっていますけれども、万が一ということを考えて傘を差さずに行けるようにしたいというふうに思ったものであります。また利用者の方からも「傘を差さずに行ければいいね」という御意見も聞いております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 今のところで非常に風が強いと。温泉のほうなんか、廊下を通るときに若干雨が降り込むところがあるというのをちょっと聞いたんですが、今回そのアプローチについても風が強いとき等の気象条件を考えて、アプローチの屋根の幅等を含めてその辺は考慮すると思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 現在のコミュニティバスを降りたところの歩廊の構造ですけれども、片屋根ということで、この図面でいきますと、老人福祉センターのほうに若干勾配が下がっております。幅的には2.7メートルになっています。高さは大体3メートルから3メートル少しの高さですけれども、基本的にはこの形で施工したいと考えております。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 1項社会福祉費の生活寮運営事業ですが、県の補助基準額が変更されたということでございます。この背景等、今回見直されて実態として運営にどういう効果が出るのかということについて教えていただきたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(伊藤康久君) 今回の心身障害者の生活寮の補助金は、議員の御指摘のとおり県の基準額の改正により改正するものでございます。この基準額が昨年度1人1月64,980円であったものが、本年度から80,180円に改正されたために、これに合わせて補正をお願いしているものでございます。具体的には、予算の作成時には改正前の64,980円に1年分ということで12カ月を乗じ、さらに入所者を1年6人と見込んで当初予算を積算いたしましたが、今回の改正後の基準額をもとに同様の方法で積算した予算額との差額である、109万4,000円の補正をお願いするものでございます。  以上でございます。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) この増額された金額というのは、具体的には運営費ということですけれども、いわゆる人件費に影響すると考えていいんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(伊藤康久君) 補助金につきましては、人件費等々施設の運営につきまして充当していただくものでございます。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) これは国県で54万7,000円、一般財源で54万7,000円ということで、いわゆる県が2分の1、市が2分の1というふうに決められているものでこういうふうに取ってあるんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(伊藤康久君) 本件につきましては県の障害者自立支援総合助成費補助金交付要綱に沿うものでございまして、県と市が2分の1の補助でございます。 ◆委員(冨澤保宏君) はい、結構です。 ○委員長(村田千鶴子君) なければ次に移ってよろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) では次に、10款教育費1項教育総務費、5項社会教育費について審査いたします。予算に関する説明書は51ページ、概要書は13から16ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。 ○委員長(村田千鶴子君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(金原雅之君) 教育総務課長です。私からは特別に説明事項はありません。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 社会教育課から、少し補足説明をさせていただきます。  山村都市交流センターの改修事業については、昨年合併をしまして旧川根町から島田市が引き継いだということでございます。それで施工いたしましたけれども、今回補正をお願いしたエアコンの設置については、最低限の設置数ということで予算的に全館の設置ができなかったということでございます。それともう1点、外壁の塗りかえにつきましても当初からなかったということです。  エアコンについては、笹間地区は土地柄夏は非常に暑くなる、冬場は大分寒くなる、冷えるということで、エアコンの設置は必要だろうということで今回お願いをしているところです。それと合わせて外壁の塗りかえといいますか改修につきましても、年数も結構たっておりまして老朽化しております。見た目もあまりよくないところもありますし、多少部分的に色変わりをしている部分があるということで、今回のエアコンは音楽室に2台、2階にあります研修室に2台、それと下の和室に1台、合計5台ということで設置をお願いするものです。外壁については全面ということで一応予定をして、今回お願いするものです。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 博物館長。 ◎博物館長(高木歩君) 文化財保護費につきまして説明させていただきます。諏訪原城跡清掃委託事業は、緊急雇用創出事業を利用して諏訪原城の城内の清掃をしようとするものです。山城ブームやウオーキングなど城跡の見学者が大変多くありますが、堀の周辺に人工林や竹などが密生いたして観察しにくい状況となっているため、間伐や伐採を行うとともに、倒木などの整頓をして安全に見学しやすい環境の整備を図ろうとするものです。事業は文化庁の形状変更の許可を受けた後、実施する計画でございます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 当局からの説明をいただきました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  溝下委員。 ◆委員(溝下一夫君) 山村都市交流センターの件なんですが、外壁の塗りかえは既存の色合いを基本に考えているのか、あるいはまた斬新的なことを考えているのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 山村都市交流センターささまについては、平成20年度で内部的な改装を行いました。それについては旧笹間小学校を基本に色合いとか一部残した部分もありますけれども、昔の小学校というイメージ的なものも残して、大体それにそぐったような色合いで施工しました。  今回外壁ですけれども、基本は白といいますかベージュ、白にちょっと色がついたような色になっていると思いますけれども、これも現状の色合いに合わせたような色で、あまり変化をやらない、落ち着いた清潔な色合いといいますか現状に合わせた色合いで施工していきたいという考えは持っております。 ○委員長(村田千鶴子君) 溝下委員。 ◆委員(溝下一夫君) その工事期間ですが、大体いつごろで、工事の期間は宿泊客に支障が出るのかどうなのか。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) それこそ宿泊施設でございますので、4月から開設しましたけれども、これから7月、8月はおかげさまでかなり予約が、利用の状況がよろしくて、うれしく思っております。そういう中で工事を行いますと、約1カ月程度かかるということも聞いておりますので、外見についても足場がかなり期間的にもかかりますので、宿泊客あるいは利用者に迷惑のかからないような時期に、11月に入れば多少期間的にとれるかなという思いでおります。そういうことを考慮してちょっとずらして、10月の終わりか11月の初めごろから約1カ月ぐらいかかります。これも、先ほど言いましたけれども利用者、宿泊者には迷惑をかけないような施工で一応やっていきたいと考えております。 ○委員長(村田千鶴子君) 溝下委員。 ◆委員(溝下一夫君) 竣工式のときにちょっと中を見学させていただいたんですが、既存のというかでき合いの木製のベット、これが、若干つくりから何からきゃしゃなような気がしたんですが、その後何か対応というのはされているんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 議員が御指摘のとおり、私が見てもちょっと、普通の2段ベットなんですけれども、性能的にはそう悪くないんですけれども、ちょっと弱さというかありまして、これについては子供も大人もそうですけれども、一応宿泊の方については注意をしていただいて利用していただく、そのベットで寝ていただくということで徹底はしております。ただ、今お話がありましたように何かあってもいけませんので、それについては今検討をしている状況でございます。何かいい手当を今考えているところでございます。できれば早目に手当をしたいと考えております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 溝下委員。 ◆委員(溝下一夫君) 関連といいますか、先ほど課長からもちょっとお話がありましたが、利用状況と今後の宿泊予約の状況を雑駁で、おおよそ数字的にわかりましたらお願いします。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 4月1日にオープンしまして、6月20日現在までの宿泊者は21件で228人です。それから施設の利用者が5件で68人おりました。6月20日以降の予約は11月初めまで入っておりますけれども、宿泊の予約が46件で1,647人、施設の利用の予約が2件で51人です。したがいまして、宿泊の件につきましては11月までの予約を入れまして1,875人、利用者は、各部屋とか体育館とかいろいろありますけれども119人と。というのが今の現状の数字でございます。 ○委員長(村田千鶴子君) 溝下委員。 ◆委員(溝下一夫君) 順調に推移をしていただきたいわけですが、やはりもっと知っていただくということで、看板ですね。そこまでのアクセス、大きな看板というのが1箇所もないものですから、そこら辺のことをひとつ要望したいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 看板につきましては、県道沿いからトンネルの手前を右に曲がるわけですけれども、そこに県の大きい看板がございます。それについて、何キロ奥のほうに施設的なものがあるよという内容になると思いますけれども、そこにぜひつけていただきたいという思いが強いです。それが一つの目印になりますので。これについては既に県の土木のほうに、建設課の管理係を通じてお願いをしてございます。ただ、県の関係になりますと多少時間がかかりますので、その辺を踏まえて何とか早目に許可、書きかえをしていただければありがたいと思います。  それと合わせて、県道からトンネルを右に曲がって交流センターまで7.5キロございますけれども、その途中にこれは地元の方ですが、入り口のところに「7.5キロ」という表示がしてありますけれども、これはちょっと小さいです。それと途中の4キロぐらいのところに「あと3.何キロ」という表示がしてございます。そういう意味では笹間へ行く経路と時間的にはわかると思うんですけれども、最初に曲がるところに必要と考えておりますので、なるべく強く設置をしていただけるようやっていきたいと思っております。 ○委員長(村田千鶴子君) 八木副委員長。 ○副委員長(八木伸雄君) エアコンの5台ですが、設置場所は宿泊室ですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) エアコンの設置については、宿泊室についてはもう全部ついております。ついていないところは、施設の西側になりますけれども音楽室がございまして、そこへ2台、それと2階に広い研修室がありますけれどもそこへ2台、あと1階の和室についておりませんので1台ということで、計5台設置をしていきたいという考えでございます。 ○委員長(村田千鶴子君) 八木副委員長。 ○副委員長(八木伸雄君) そうすると、今の利用の部屋ですけれども、あの笹間というのは夜が非常に冷えるので、昼間使うことを想定しているということで、そのような利用の申込みがあるという理解でいいですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 議員のおっしゃるとおり、音楽室なんかは泊まりで来る場合もありますけれども、昼間利用すると、夏場ですと大分暑くなりますので、その考慮ですね。それと2階にあります研修室ですけれども、これも各団体等が研修ということで、日帰りの方が多いんですけれどもそこで研修していただくということでありますので、そこは大分昼間だと、夏場は暑い、冬場はちょっと寒くなるということで、一応設置を考えていきたいと思っております。 ○委員長(村田千鶴子君) 八木副委員長。 ○副委員長(八木伸雄君) あそこの地域性からいって、外で周りの川とか山とかを利用した研修で、宿泊施設そのものは夜の利用が多くて、その辺がどうかなと思ったんですが、昼間もあるということでよくわかりました。  次の質問ですが、笹間の交流センターは多額の予算が投じられているわけですが、当然島田市としても市長は奥座敷というような言い方、あるいは教育の場としての環境が非常にいいというような言い方をされているので、投資に見合うだけの有効利用をしていかなければいけないということで、特に学校教育課あたりでは、その辺の利用について学校関係者に広報活動するような取り組みはされてるんですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 議員がお話になりましたように、4月10日にも各学校の職員、かなり校長も参加していましたが、そういう中で笹間の施設の紹介、どんな活動ができるかということを、社会教育課を中心にして行っています。そういう意味では施設の有効利用について各学校に周知したところです。今後来年度あたりから、宿泊体験等の活動に使う学校が増えてくるのではないかと思っています。  しかし学校規模によりまして、1学年が例えば70名以上のようなところではなかなか活用できないという問題もあります。そういうことを考えますと、単学級または1学年2学級程度の学校の利用が今後進んでいくのではないかと思っています。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 八木副委員長。 ○副委員長(八木伸雄君) 今笹間は、もう既にピークは過ぎましたが6月はホタルがかなり群生しますので、その辺のことは島田の学校の関係者あるいはこちらの皆さんに、周知といいますか情報として提供されているんでしょうか。ホタル等の自然に恵まれているという施設特有の状況等、説明は。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 6月初めから21日まで、ほたるの里まつりということで今回初めて笹間を活用しまして、たくさんパンフレットもつくりまして、これは各公共施設と、職員等については一応掲示板等で周知はしたんですけれども、あと各小・中学校にチラシといいますかパンフレットは分けさせていただいたという状況にあります。  これについては地元の活性化ということで始めて、大規模に祭り的なものをやったわけですけれども、私も20日土曜日に行かせてもらいましたけれども、久しぶりにたくさんのホタルを見させていただきました。そしてたくさんのお客さんといいますか来訪者がおりました。ちょっと確認したところ2週間で900人弱ぐらい来たということで、子供さんもたくさんおりましたので、その辺は多少周知はされたのかなという思いでおります。 ○委員長(村田千鶴子君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 大畑課長にお伺いしますけれども、これは既存施設の活用ということで、当然補修というのはあってしかるべきだと思いますけれども、例えば先ほどの外壁の塗りかえというのは、当初予算から3カ月ぐらいたって急に汚くなったわけでもないし、今後この活用に対して今言う予算の動向も、さらなる重ねが出てくるのか、その辺の推測とか計画はあるの。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 今お願いしているエアコンについては議会が終わって御承認いただければ、早々に設置をしていきたいと考えています。  外壁につきましても、現状も大分色あせた部分がございますので、早々に塗りかえはしていきたいんですけれども、ただ説明しましたようにこれから7月、8月と、御承認いただいても利用者がたくさん来ておりますので、その中で工事を1カ月もやるとなると大変利用者の方に御迷惑をかけますので、今回御承認いただければいただいておいて、ちょっと時期をずらして10月の終わりか11月の初めごろから施工をしていきたいと。ですから、宿泊と利用者の状況も加味しながらやっていきたいと考えております。  今後については、中のほうも大分改修が済みましたし、エアコンと外壁が済めばあとはこういった大きいものについては特にないと、今のところはそういうふうに考えております。 ○委員長(村田千鶴子君) 佐野委員。 ◆委員(佐野義晴君) 今、私の聞き方が悪かったのしれないけれど、このエアコンと外壁のことは既にお聞きしてわかったわけだよ。で、最後のほんのちょっとのことでも私にとっては非常に重要な質問の眼点だったんだけれど、じゃあ、今から特別大きなものは、近々のうちというか今年かどうかはわかりませんけれど、改造とか設備投資はないという解釈でいいんだねということ。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) はい。特に、今後大きなものについては今のところございません。
    ○委員長(村田千鶴子君) 教育部長。 ◎教育部長(鈴木静雄君) ただいま社会教育課長から答弁をさせていただきましたけれども、大きな改修というのはおそらくないと思います。ただ先ほど御指摘がありましたベットとかそういったものについては、また利用者の声を聞きながら、それが安全とかいったものにかかわってくるとしたらそれはやはりまずいですので、そういった点はまた議会の御承認をいただいて、補正をさせていただく場合があるかもしれませんので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 今の笹間の交流センターについて若干、私の在所ですのでちょっとお聞きします。  この間行ってきました。行くたびに寄ってくるんですが、ちょうど館長がいなかったものですから職員の方に見せてもらってずっと回ってきたんですが。エアコンについて私は当初、あの笹間地区というのは非常に虫が多くて、夜間戸をあけるとすごい虫が入ってきちゃって、会議室は大丈夫かなと逆に思っていたものですから、エアコンをつけるのは当然だと思っているんですが、このエアコンの電源は、エアコンを入れる想定のもとに工事はしてあったのかどうか、この辺についてお聞きしたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 電源については、一応当初から大きめの電力といいますか、賄えるような。それと合わせて外に多目的グラウンドがありますけれども、そこも夜間照明が利用できます。そういうこともありますので、電力的にはかなりボリュームとしては対応できる電力ということであります。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 私が言ったのは、エアコンが取りつけられるように電源のほうの工事は既にしてあったかどうかということですが。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 配線とかそういうことはまだこれからになります。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 今回、私はこのエアコンについては必要だと思って、先ほど言ったみたいにあの地域の状況からいって、夜はとにかく戸をあければ虫が、特にあの辺は街灯とか何もないものですから、すぐ近くに山があるし、夜部屋でこうこうと電気をつけると虫が一斉に入ってくるような状況の中で、エアコンというのは当然必要。そのときに予算がなかったから今回つけたと思ったもので、当然事前にいつでも取りつけられるようあらかじめやっておくと若干違うと。今回の場合は増設なものですから、金額的にはそんなに変わりないと思うんですが、その辺についてちょっとお聞きしました。  先ほど佐野委員から、今後そういう追加の工事はないかという話の中で、私も教育委員会の会議録を見た中で、調理室のコンロが少ないんじゃないかと。それで私も館長にちょっと電話して聞いてみたら、今のところは何とかなっているということですが、かなりの人数が来たとき、ある一定の人数が来たときは、やはり調理場のコンロの数が少ないと感じるんですね。例えば何家族か来たとき、3台しかコンロがないと交代で使っているようなんですが、調理室そのものの広さが、ある程度キャパが決まっているものですから、それ以上調理器具を入れることは難しいかもしれませんが、その辺の対応については特に今後考えていないのかということを。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 今の御意見ですけれども、利用者は基本は自炊ですので、一応利用していただいている方から若干そういう意見もありますけれども、現時点では面積的な広さと、また1基、2基増設するとなるとまた内部的な改造も必要になってきます。そういうこともありますけれども、基本的には現在の厨房を活用していただくということで一応考えております。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) それと校庭の前に川が流れて、あそこにキャンプ場、あれは所管が違うものですから、農林関係の公園なので管理が違うんですが、これから利用者が来たとき、どうしても河原へ行ってバーベキューをやったりというケースが出てくる。この間もその辺を指摘されていたんですが、トイレの問題がね。今あそこに非常にきれいなトイレができているんですが、ちょっと数が少ない。宿泊者の場合だったら宿舎の中に戻ればある一定の数はあるということですが、この辺について、管轄が違うものですからなかなか難しいと思うんですが、その辺やはり連携をとって、これから利用者が増えれば増えるほどバーベキューをやったりというケースが出てくると思うんですが。私も仲間を連れて行って、バーベキューでもやりながら一杯飲もうかなと思っていたんですが、そういうことを考えたとき、連携をとりながらその辺の対応をしてほしいと思うんですが、そのことについてはどうでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(大畑雅雄君) 笹間川のところですね。キャンプ場とバーベキュー等もできます。これについては農業公園ですので、一応農林課の所管です。今現在、地元の企業組合くればさんに管理をしていただいているということであります。私どものほうも関連がありますので、それについては連携をとってまいりたいということで、常々話をしております。  今お話がありましたトイレは非常に少ないですね。これについてはほんとうに認識しております。これについては、利用者についてはささまのほうのトイレを、そう遠くはありませんので施設のほうを利用していただくということでどうかと、今地元の組織とも話をしています。なるべくそういう形でキャンプ場の運営、あるいは施設の活用について今後もやっていきたいと思っております。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 先ほどもホタルの件が出たんですが、今回静岡新聞に報道されたということでかなり遠くのほうから、私の中学の同級生が近くにいるんですが、かなり大勢来て、浜松のほうからも見えられたということで新聞報道の効果がかなりあったと。やはりそういうふうに宣伝すればするほど、ある程度お客が来る可能性は考えられるということで、今後その辺については特に、集客についての取り組みをお願いしたいと思います。私も地元でありますので、いろいろなところの会合でこのチラシを配って宣伝をしておりますが、そのことについても協力をしていきたいと思っています。  次にもう1点。文化財保護費のことで先ほど説明を受けたんですが、諏訪原城内の間伐をあちこちやるということで、特に場所については特定をせずに、いわゆる間伐が必要なところをやるというふうに聞いたんですが、昨年草刈りのボランティアで行ったとき、一部の方で見晴らしが、あそこは非常に見晴らしがいいんですが、大きな木が茂っていて見晴らしが悪い部分が何カ所かあった気がするんですが、見晴らしをよくするための間伐というのはこの中に含まれているかどうかお聞きします。 ○委員長(村田千鶴子君) 博物館長。 ◎博物館長(高木歩君) 少し内容の説明をさせていただきます。  整備の順番ですけれども、これは文化庁のほうにも相談をしながらするんですけれども、一番目に掘の中にたまっている倒木であるとか間伐した木の後始末ですね、これをして、掘の中が見えるようにしようというのが1つの大きな目的です。それから4号堀の東側の平坦地ののり面に竹が密生をいたしまして、枯れた竹とかがそのまま倒れて非常に繁茂して危ない状態になっておりますので、そこを整備をしようと。それから5号堀とその東側ののり面に、非常に見通しの悪い物があります。大きな木が倒れておりますので、そちらを片づけたいと思っております。それから13号堀の中で風倒木がやはりあります。そうした物を整備する予定になっております。  残念ながら人工林の太い物については、今回の中では切れないんじゃないかと思っております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) わかりました。  委託先についてはこれから検討するということでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 博物館長。 ◎博物館長(高木歩君) はい、そのとおりです。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 特別支援教育支援事業の財源の組みかえが出ておりますので、ちょっとお伺いしたいんですが。この教育研究推進費の中では特別支援教育支援事業の割合が予算でも多くなっていると思うんですが、今特別に配慮する子供たちへの教育に関心も集まっているし、現場では非常に困っていらっしゃる、指導に大変努力をしていらっしゃるところだと思うんですが、具体的に研究会とか何かを進めていくに当たって、平成21年度でこの研究費の中ではどのようなことをしていくのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 特別支援のほうは幾つかの研修会を持っています。特別支援コーディネーター、市の就学指導委員会があるものですから、そういう中での担当者への指導、研修、それから専門家会議もあるものですから、専門家会議でいろいろな子供の事例を挙げての研修会等を行っています。それから支援員の研修会も持っているものですから、その研修会の中でそれぞれの支援員の資質の向上ということも考えています。幾つかの研修会を計画しながら、それぞれの支援員の資質アップ、コーディネーター等教員の資質アップに努めているところです。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 多分中心は教員の資質の向上だと思うんですが、以前私もちょっと参加したことがあるんですが、事例とか対応について、あれは先生の研修会だったんですかね、ちょっと広く呼びかけていただいたのかもしれませんが、そういう対応についての講師の方を呼んでの話の講演とか、事例の対応とかということで、具体的なものも入っていて非常に勉強になったんですけれども。教師だけではなくてそういうものをもうちょっと、保育園とか幼稚園とか、保護者向けとか、そういうふうにつないでいく計画は今年あるんでしょうか。もう少し広く皆さんに内容を知っていただく、理解を求めていくという、この中にそういうものが盛り込まれているんでしょうか。ぜひしてほしいという立場からお願いしているんですけれど。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 昨年度確かに支援員の研修会のとき外部講師をお願いして、子供の見方等の研修をしたと思います。その中には少し外部の方も入っていたかと思いますが、今年度については外部の方を招いてということを含めての研修会は予定していません。ただ、今議員からのことも確かに考えなければならないところだと思いますから、今後検討させていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 教育長。 ◎教育長(松田宏君) 数年前に島田市が特別支援教育の指定を受けました。そのときに、新しい概念でもありましたので、教員はもちろん保護者を対象にした研究部門も持ちました。そういう中で専門家の講演会あるいは子供への接し方、その道のお医者さんたちにも来ていただいて、2年間にわたる研究を続けてきました。これは大変大きな効果を発揮したと判断しております。  その中で、保護者の皆さんの組織をつくっていこうということを私ども考えまして、軽度の発達障害を持っている保護者の皆さんに呼びかけをいたしました。そして中心になっていただく方にもお願いをして、学校教育課と最初は連携をとりながら保護者の会をスタートさせて、それが今もずっと続いておりまして、定期的に研究会あるいは情報の交換会等々を持っていただいている。そういう動きになっていることを報告したいと思います。  以上でございます。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 多分学校教育の現場ではさまざまなそういう研究がなされていると思うんですが、そういう研究の成果というか変わってきているということを市民にも、もっと保護者にも、何か研究会を公開するような、今年はそういうものも組まれているんでしょうか。そういう特別支援教育に対しての公開というようなことはないんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 夏に静岡大学の大学院の村松先生を招いての支援員の研修会を計画しています。「組織で児童・生徒を指導する」というようなテーマで考えています。これは市民の皆さんを招いての研修会なんですが、もし考えるならそこで少し外部の方を入れることは可能ではないかと思います。ただ、座席のこととか会場のこととかいろいろなことがあるものですから、少し検討させていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員、いいですか。 ◆委員(桜井洋子君) はい、わかりました。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 同じく特別支援教育事業についてお伺いいたします。財源の組みかえがあったんですが、これはもともと国県から支出金が来るんだという予定で一般財源を挙げておいて、今回組みかえになったんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) はい、そのとおりです。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) そうすると今までよりも増額されたとか、そういうことはないわけですね。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 既に14名の特別支援員をお願いしました。新たに緊急雇用で5名の支援員を増員させていただきます。そういうことで今回の予算になっています。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 養護学級との差がちょっとはっきりわからないんですけれども、養護学級とのかかわり、関係ってどうなっていますか。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 養護学級が今特別支援学級という形で呼び方が変わっていますが、特別支援学級への補助を目的としたものではございません。この特別教育支援員は、普通学級にいて発達障害等授業に参加できないいろいろな障害を抱えている子供たちの支援に当たるという支援員であります。そういう意味では、昔の養護学級に配置する支援員ではございません。ただ学校によっては、場合によって柔軟に対応している学校はございます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 今年度に入るある時期ごろから、今まで希望があれば特別支援学級をすべての学校に配置していくという筋から人数制限ができてきて2人以上とか、あるいは中心校でないとだめだとかというふうに随分後退していった部分があるんですが、それについての影響はどうなんでしょう。今回の支援員を5名増やすことによって、そういった希望は充実するのか、それとも変わらないのか。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 確かに平成22年度から拠点校化が開始されます。本年度は移行期間なものですから、平成22年度の拠点校化に向けての準備をしているところです。確かに市内小学校6校、中学校6校を拠点校として来年度からスタートするわけですが、拠点校でない学校にいる特別支援学級の生徒の希望を聞いて、今確認作業を進めているところです。今後どのような状況になるか、例えば1学級に8人定員なんですが、8人以上になる場合、または8人ギリギリになった場合について、担任1人ではなかなか難しい状況なども生まれてくると思います。そういう場合においては、若干この特別支援員の配置も考えていかなければならないかなと思っています。  まだすべての方の意思表示が確認できていない状況なものですから、今議員がおっしゃったことについては今後の課題だと思っています。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 平成22年度から始まる拠点校制度というのは、もうおおむね学校は決まっているというふうに考えていいでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 中学校6校、小学校6校とも決まっています。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 今回の支援員の充実によって、これを県のほうで変更して拡大するような可能性というのは、全くないですか。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 済みません、もう一度。 ◆委員(冨澤保宏君) 6校、6校という指定ですけれど、通う子供によっては一番近い学校区にある学校でやってくれるのが一番ありがたいわけですね。これが6校ということで指定されてしまうということで、今回せっかく支援員が増員されたんですが、この小学校6校、中学校6校という指定校は拡大される見込みは全くないんですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 議員の今の御質問については大変難しい状況があると思います。それは、焼津、藤枝等は今大体3校ぐらいを拠点校としています。そうしますと島田の場合はまだ多くて、特に中学校においては、本来だったらもう少し減らせという指導を県教委から受けています。平成22年度から3年間程度経過した後にもう一度見直しをするという形で、今島田市は特に中学校6校ということを認めていただいています。  なお、県では1人開設は認めていません。それは途中で入院等または転校した場合にそこを担任している教員の処遇が大変困るからです。ただ島田市の場合については、3年間の中に複数の子供が在席する場合については、1人でも開設するという特例を設けています。そういう特例についても島田市独自の線を県教委に認めさせているというところがあるものですから、そういうことを考えますと今後拡大ということは大変難しい状況にあると思います。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 前向きな努力は非常にありがたいと思っているんですが、例えば指定校6校をつくったとき、さっき定員が8人と言っていらしたんですけれども、8人が定員割れしてもこの指定校は減らされずに運営できるんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 先ほども少しお話をしましたように、1人でも一応条件が整えば開設できます。ただ8人以上になった場合は2クラスになるということです。そういう意味で定員という言葉を使わせていただきました。8人までは1クラスでやっていかなければならないということです。この問題は自閉症・情緒学級の場合、1クラスに8人というのは大変教員の負担が大きくなるということで、お話をさせていただいたということで御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 了解しました。また他市よりも充実した熱心な取り組みを、よろしくお願いいたします。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかになければ歳入の審査に入りたいと思いますけれども、いかがでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) では、歳入の14款国庫支出金2項国庫補助金2目民生費国庫補助金、15款県支出金2項県補助金2目民生費県補助金について審査いたします。予算に関する説明書は40、41ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  児童課長。 ◎児童課長(中村好男君) 先ほど児童総務費で御説明したとおりでございます。
    ○委員長(村田千鶴子君) 説明が終わりました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 15款県支出金の2項県補助金2目民生費県補助金の中で、緊急子育て支援事業費補助金9,735万3,000円というものがありますけれども、これについては何か事業の指定というのがあるんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 児童課長。 ◎児童課長(中村好男君) この緊急子育て支援事業費補助金が、保育所の整備事業の補助金に該当するものでございます。保育所の改築、整備に関する補助事業でございます。 ◆委員(冨澤保宏君) 了解です。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはありませんか。なければ次に移ってよろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) では次に、16款財産収入1項財産運用収入、17款寄附金1項寄附金について審査いたします。予算に関する説明書は同じく40、41ページです。  当局から何か説明はございますか。  教育総務課長。 ◎教育総務課長(金原雅之君) 特段説明することはございません。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 委員の皆さん、何か質疑等がありましたらお願いします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) それでは、議案第55号全体を通して何かありましたらお願いいたします。  ないようでしたら採決いたしたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。  では議案第55号 平成21年度島田市一般会計補正予算(第3号)中、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 御異議なしと認めます。よって議案第55号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  では次に、特別会計補正予算の審査に入ります。  議案第56号 平成21年度島田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について審査いたします。議案書は30、31ページ、予算に関する説明書は54から56ページ、概要書は17、18ページです。  当局から補足説明があればお願いいたします。長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 概要書の17、18ページをごらんいただければと思います。今回補正をお願いいたしますのは、介護予防通所事業と地域包括支援センター運営事業であります。  まず財源の内訳でありますけれども、介護予防通所事業につきましては、国と県の地域支援事業交付金であります。その他のところについては、先ほど一般会計からの操出金があったわけですけれども、この一般会計からの操出金39万9,000円のうち、12万1,000円と残りは支払基金交付金から充当いたします。一般財源については特別会計のほうの一般財源ということです。  で、一体何をするかといいますと、(仮称)五和地域交流センター介護予防訓練室、この概要書の20ページに平面図がございます。下のほうに平面図がありますけれども、上の左側の介護予防訓練室で使います、いすとか運動機能を高めるものの備品を購入するものであります。  その下の地域包括支援センター運営事業でありますけれども、その他の27万8,000円は先ほどの一般会計からの操出金の残りということになります。21ページの図面におきますと、玄関を入りました突き当たりに「事務室2」というものがあるかと思いますけれども、手前にカウンターとその奥に相談室ということになりまして、そこに金谷地域包括支援センターを、平成22年度はこちらに移転をする予定です。ここで使います机といすの備品ということで予算を挙げさせていただきました。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 説明がありました。  それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 地域包括支援センターのほうですが、来年度からの準備で購入していく備品等なんですが、今、地域包括支援センターは金谷北支所の中にあるんですよね。そして多分直営でやっていらっしゃると思うんですが、いつも地域包括支援センターを開くときには3職種の確保が大変だということで、主任介護支援専門員とか保健師とか、社会福祉士の確保がなかなか大変と聞いておりますが、今金谷北支所ではどのような形態でやっていらっしゃいますか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 今現在は金谷分室という形で運営をしておりまして、市の保健師が1名と、社会福祉協議会のほうからケアマネジャーと社会福祉士が派遣という形で事務に当たっております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 今度五和の地域交流センターの中に入っていくときには、やはり直営というか、さっき社協からの派遣ということでしたが、もし市の職員の保健師の方がほかに確保できれば、それは民間に委託していく形態なんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) はい。今議員からお話がありましたように、平成22年度につきましては社会福祉協議会のほうに委託をする予定で考えております。今現在、保健師についても人を当たっているということで、話を聞いております。  以上です。 ◆委員(桜井洋子君) わかりました。 ○委員長(村田千鶴子君) 八木副委員長。 ○副委員長(八木伸雄君) この両方の備品ですが、机といすというようなことだったんですが、今ある施設の支所のほうのものは利用できないということで新たにということかと思うんですが、それを利用できないのかということと、今使っている物を処分してしまうということなんですけれど、その辺はどうでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 包括支援センターにつきましては、現在金谷北支所のほうの備品を使っておりますので、これについては新たに設置をしたいと思っております。  もう1つ、介護予防訓練室につきましては、現在、金谷富士見寮の西側で社協に生きデイと通所事業の両方をやっていただいておりますけれども、今回五和支所については通所事業、いわゆるげんき教室のほうを持っていきたいということで、新たにそこで使うものを購入していくということで、捨てるものはありません。現在のものはそのまま活用していきます。  以上です。 ○副委員長(八木伸雄君) 了解しました。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) ないようでしたら、採決いたします。  議案第56号 平成21年度島田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 御異議なしと認めます。よって議案第56号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に条例案の審査をいたします。  議案第57号 島田市交通遺児育英基金条例について審査いたします。議案書は32ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  教育総務課長。 ◎教育総務課長(金原雅之君) 特段御説明することはございません。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) これから要綱等はつくっていくということをおっしゃいましたよね、一般質問のときでしたっけ。それで幾つかお聞きしたいことがあるんですが、要綱はこれからつくっていくので、多分その中に盛り込まれる内容でまだこれからかもしれないんですが、考え方として。例えば親の経済状況には関係ないのかどうか。それから、これは教育委員会の学校教育課のほうが窓口となるということだったんですが、人数をあらかじめ把握して、そういう方たちに個別に働きかけていくのか、そうじゃなくて申請主義をとってそれを利用したいという、制度の周知をして申請主義でやっていくのか、ちょっとその辺をお願いします。 ○委員長(村田千鶴子君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(金原雅之君) ただいま御質問が2つあったと思うんですけれども、まず1つに、所得要件を設けるかということでございますけれども、遺贈の趣旨が交通遺児の育英のためということで限定されておりまして、特に現在では所得要件を設ける予定はありません。  それからもう1点、申請はどういうふうにするんだということでございますけれども、義務教育の小・中学校につきましては、学校教育課を経由して教育総務課のほうへ申請書を出していただく、そして教育総務課のほうで受付、審査、支給決定をしてまいりたいと考えております。いわゆる申請主義として事務を進めてまいりたいと思っています。ちなみにこの周知の方法でございますけれども、広報しまだ、島田市のホームページ、学校への通知等を考えておりますけれども、あと放送枠が許されればFM島田でもその辺のPRをしたいと考えております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 遺児になった方はほんとうに教育費とか生活費も大変ですものね、教育費も大変になっていくわけですが、遺児になっているとかなったとかいうのを一番把握するのは、多分学校の担任の先生じゃないかと思うんですよね。そういう方がどういうふうに、申請主義ということだったんですが状態を見たりいろいろして、新しい制度をスタートするときは既に遺児になっていらっしゃる方もいらっしゃいますので、そこら辺の担任との連携というのか、学校へお知らせしていくんだけれど、そこら辺はどうなんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(金原雅之君) 何か申請主義といいますとほんとうに冷たく感じられるんですけれども、その辺の連携につきましては学校のほうへ通知を出しまして、こういった制度がスタートするということを、校長先生をはじめとして全部の先生に周知する中で、この辺の事業を進めていきたいと思っています。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) もう1つお聞きしたいんですが、遺児の家庭には2人とか3人とか子供さんがいらっしゃいますので、それは世帯に出すのか、個人個人なんでしょうか。小学生とか中学生とか分かれていますし、高校生も出てくるんですが。 ○委員長(村田千鶴子君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(金原雅之君) この支給対象者の扱いですけれども、市内に住所を有する遺児の保護者に対してやっていきたいと思っているものですから、遺児1人に対して幾らというような奨学金を支給するように今計画しております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはありませんか。  原木委員。 ◆委員(原木忍君) 第2条の積立、期限としても、予算を定めるところに、今回は寄附を財源としてこの基金を積み立てるということで、この辺の積み立てる額についての方針というのは決まっているんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(金原雅之君) 一応このいただきました寄附金を基金に積み立てて、それを原資として扶助費のほうに予算を組んでいくように計画をしております。本会議でも教育部長からお答えをさせていただいておりますけれども、こういった志を同じくするような寄附金をいただければこの基金に積み立てて運営してまいりたいと思いますけれども、この原資がなくなったら制度は廃止をしなければならないのかなと考えておりますけれども、その時点の対象者あるいは基金の状況、ほかの制度の状況を踏まえてその辺のところは判断してまいりたいと思っております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにないようでしたら採決いたしますけれど、よろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) では、議案第57号 島田市交通遺児育英基金条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 御異議なしと認めます。よって議案第57号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第58号 島田市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例について、審査いたします。議案書は33ページ、新旧条文対照表は参考の72ページです。  それでは当局より補足説明があればお願いいたします。  市民病院事務部次長。 ◎次長(兼)管理課長(中野恵之君) 今回の条例改正は、分娩手当を創設しようとするものでございます。これはお産が休日、深夜を問わず生じることにより、産科医師は時間内だけでなく時間外も勤務をして分娩業務に取り組んでいる状況でございます。この大変厳しい労働に対しまして報酬を支給して、現在及び今後の産科医師を確保しようとするものでございます。  以上でございます。 ○委員長(村田千鶴子君) 説明がありました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 分娩手当ということでございますけれども、これは他市の例ですとか全国の例で大体どこの病院も持っているのか、その辺の様子を教えていただきたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 市民病院事務部次長。 ◎次長(兼)管理課長(中野恵之君) 近隣を申しますと、焼津、藤枝、榛原とございますけれど、いずれも今回上程させていただいたような内容の手当を持っております。しかし静岡市あるいは菊川市、袋井市などの市民病院につきましては、先ほど申し上げました手当につきましては持っておりません。
     以上です。 ◆委員(冨澤保宏君) はい。わかりました。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 予算はどれぐらいを見込んでいるんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 市民病院事務部次長。 ◎次長(兼)管理課長(中野恵之君) 去年の平成20年度の状況を見まして、大体分娩件数の半分が時間外、休日ということになっておりまして、去年のケースですと182件の分娩がありましたけれど、そのうち時間外が半分の91件ということでございました。ですので、今回1件当たり2万円ということで支給を考えておりますので、182万円という数字、これはあくまでも平成20年度の状況を踏まえての話でございます。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにないようでしたら採決いたしますが、よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) では議案第58号 島田市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 御異議なしと認めます。よって議案第58号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第61号 島田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について審査いたします。議案書は36ページ、新旧条文対照表は参考の78ページです。  それでは、当局から補足説明があればお願いいたします。  市民病院事務部次長。 ◎次長(兼)管理課長(中野恵之君) 今回の条例改正は、病床数の変更でございます。これは、主にがん患者に抗がん剤治療のための点滴を行う外来化学療法は、救急センター1階の点滴室において実施しておりましたが、点滴用のベット数が足りないことから、一部の方は病棟において行っていた状況があります。その反面、集中治療室として使用していた21病棟につきましては、平成20年2月から閉鎖をしておりました。これは稼働率に対しまして、看護師の配置が厳しいという中で不適と判断させてもらったことによるものでございます。このため外来化学療法室として先ほど申しました21病棟を活用するということで、その21病棟の病床14床が減少になったことによる条例改正でございます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 説明がありました。それでは委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  八木副委員長。 ○副委員長(八木伸雄君) 具体的にこれを改正することによって、患者さんに対しては影響がないということの理解でよろしいんですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 市民病院事務部次長。 ◎次長(兼)管理課長(中野恵之君) 今の副委員長の御質問ですけれども、逆に、今申しましたように救急センターでやっていたときはベット数が足りなかったということと、あとこの点滴には時間がかかる患者さんもいらっしゃったものですから、そういう面では病棟に上がってやってもらうような形が、今回は先ほど言った新しい外来の化学療法室でベット数が10床確保できましたので、そちらのほうでできるようになったものですから、患者さんとしては非常に楽になったというふうに認識しております。 ○委員長(村田千鶴子君) 八木副委員長。 ○副委員長(八木伸雄君) それでは患者さんには治療を受けやすくなったということと、病院側としては効率がよくなったという、そういう理解でいいんですよね。 ○委員長(村田千鶴子君) 市民病院事務部次長。 ◎次長(兼)管理課長(中野恵之君) 今、副委員長がおっしゃったとおりでございます。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにないようでしたら、採決いたします。  議案第61号 島田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  では最後に、議案第64号 平成21年度島田市一般会計補正予算(第4号)中、当委員会の所管に属するものについて審査いたします。  まず歳出4款衛生費1項保健衛生費について審査いたします。予算に関する説明書は7、8ページ、概要書は1、2ページです。  当局より補足説明があればお願いいたします。  健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 補足説明させていただきます。  今回の追加補正は、女性の特有のがん検診推進事業が、国の経済危機対策として一次補正予算が5月29日に国会で可決され、6月12日に事業の実施要綱が制定されたことに伴うものでございます。この事業は、死亡原因の第1位ががんによるものでありまして、がんは早期発見、早期治療により死亡者を減少させることができるため、検診の受診率の低い女性特有のがん検診に対して予算措置をされたものでございます。  この事業で実施するがん検診は、子宮頸がん検診と乳がん検診が対象でございます。子宮頸がん検診は20歳、25歳、30歳、35歳、40歳の方が対象であります。乳がん検診は40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の方が対象でございます。  この歳入ですけれども、国からの補助額が検診費用と検診手帳及び事務費等にかかります経費について、10割の補助となっております。ですので、1,668万2,000円となっております。  歳出にも伴いますので、関連がありますので一括して説明させていただきます。  当市における事業は子宮頸がん検診では対象者が約3,000人で、受診率を33%として受診者を1,000人と見込んでおります。乳がん検診では対象者が約3,600人で、受診率を28%として受診者を1,020人と見込んでおります。これに伴う検診票、事務費としては検診手帳や無料クーポン券の印刷製本や郵送料など、必要経費を計上させていただいております。これにかかる費用としては1,668万2,000円でございまして、先ほど説明したとおり財源は全額、国からの感染症予防事業費等国庫補助金でございます。  今回追加議案を上程した理由といたしましては、検診の終了が2月末となっておりますので、多くの方に受診をしていただくため早期に検診を受けていただく必要があるため、追加で議案を上程させていただいております。よろしく御審議をお願いいたします。  以上であります。 ○委員長(村田千鶴子君) 説明がありました。  委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 10割補助でいわゆる無料になるということで進めるということで理解したんですけれども、対象病院は市内、市外どこでもがん検診のできる病院だったら行けるというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) どこの病院でもいいというわけではございませんで、市が契約した機関というふうになっております。島田市の場合でありますと、乳がん検診の場合には市民病院、しのはら産科婦人科医院、石田医院、乳がん検診の場合には市民病院とよしとみクリニック、あと集団検診も対象になっておりますので、集団検診を委託しております聖隷予防検診センターが対象になっております。  市外の検診機関でございますけれども、現在志太医師会と、これは藤枝ですけれども、焼津医師会の事務局にも要請しております。それから島田市医師会長からもこの2つの医師会に要請していただいて、具体的には個々に産科医の先生方と協議するということで、今後市外ではどこの病院が対象になるか早急に詰めていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 冨澤委員。 ◆委員(冨澤保宏君) 具体的な手法なんですけれども、例えばチケットを持っていくとか、診察の権利を持った証明書を持っていくとかあると思うんですけれども、そういったものは具体的にどうするんでしょう。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 市内検診の場合にはクーポン券を持っていっていただいて結構でございます。個人医の場合とか市民病院の場合には事前に予約をしていただきまして、その後受診票、クーポン券を事前に郵送しますので、それを持っていっていただきます。そのときに免許証等の身分証明書が必要になります。  以上であります。 ◆委員(冨澤保宏君) はい、わかりました。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはありませんか。  桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 乳がんと子宮がんの受診率は、島田市はどうなんでしょうか。実績でいうと乳がんは平成19年度が17.3%、これは実績報告書に載っていたんですが、子宮がんが14.5%ということで非常に、先ほど28%にしていきたいというお話がありましたね。ですからかなり大変になってくると思うんですが、受診率を上げるためには啓発とか周知徹底が非常に大事だと思うんですが、なかなか毎年毎年、これは集団検診で紹介するわけですけれど、受けられない事情、女性でも事業所に勤めていらっしゃる方とか、積極的にそういう関心がある方は行くと思うんですが、市のほうでは受診率が上がっていかない原因をどういうふうにとらえていらっしゃいますか。自営、御商売をやっていらっしゃる女性たちはなかなか忙しくて行けないというような声も聞きますので、受診率がこのような実態にあるという実情は、どんなふうに把握していらっしゃるんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 今、議員が御指摘のとおり、働き盛りの方々については仕事が忙しくてなかなか検診に行けないという声も聞いております。詳しい内容については分析をしておりませんのでお答えできませんけれども、市としましては全国と県の平成18年度の数値を今持っていますけれども、平成18年度では、全国平均が子宮がんでは19.7%、島田市の場合には25.5%と高くなっております。また乳がん検診においても全国平均が12.9%、島田市においても17.7%と、平均以上ではありますけれども全体的にはまだ低い水準で、国が求めている50%にはほど遠い数字となっています。  今後市としましては、啓発活動はもちろんでございますけれども、集団検診では土曜日にも行うようにしております。それから現在検診できるところは島田市市内に限っておりますけれども、今回の場合は焼津、藤枝地区にも委託契約を結んで検診機関を増やすように考えておりますので、受診率は向上するのではないかと考えております。  以上であります。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 多分事業所などの事業主さんへの啓発というか、事業主さんに雇用している人たちへ受診するような啓発とか、あと地域には保健師さんという方がいらっしゃって、こういうものをいろいろ啓発してくださっているので、ぜひ身近なところでも、保健師さんとか地域の方への啓発もお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 事業所、保健師にも周知、呼びかけを依頼していきたいと考えます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 八木副委員長。 ○副委員長(八木伸雄君) 先ほどの答弁の中で集団検診を土曜日に実施していると言われたのか、いこうとしていると言われたのか、少し聞き取れなかったんですが、今後土曜日にもやろうとしているのか、今現状やっているのか。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 現在も土曜日に実施をしております。 ○委員長(村田千鶴子君) 八木副委員長。 ○副委員長(八木伸雄君) 平日と土曜日では相当受診者の数というのは違うんですか。土曜日は相当殺到するとか。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 細かい数字を持っていないものですから人数は言えませんけれども、2割ないし3割は増えているということであります。  以上です。 ○副委員長(八木伸雄君) はい、了解。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはよろしいですか。  原木委員。 ◆委員(原木忍君) 今説明があったものである程度はわかったんですが、この議案が提案された翌日、厚生労働省のメールマガジンでこのがん検診についての配信がされたんですが、その資料を見ますと、女性特有のがん検診推進事業のイメージ図と無料クーポン券による近隣市町村との請求イメージ、こういうものが載っていたので、市のほうはこの資料はお持ちでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) はい、持っております。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 説明するときに、当初委員長からお話があったように、できれば口頭だけではなくて、こういう非常にわかりやすい資料というものが厚生労働省のほうから示されているので、今後こういう新しい事業のときはできる限り一目で見てわかる、で、我々が一般の市民から聞かれたときある程度答えられる資料について、ぜひ説明のときに用意をしてほしいと思います。  その中で、関連の資料がいっぱい載っているんですが、いわゆる検診の推進事業要綱の中を見ますと、検診受診の利便性の向上ということで、島田市の場合は土曜日やっているということですが、休日、早朝、夜間における検診の実施、特定健康診査等と同時にマンモグラフィーの活用、対象者への利便性について十分配慮するようにと。こういう要綱が出ているんですが、この要綱については承知していると思うんですが、先ほど言ったみたいに土曜日はやっているようですが、やはり受診率の向上を図るためには早朝、夜間ということも視野に入れていかなければならないということを考えて、この辺について検討されるかどうかお聞きしたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 国のほうの指針では今議員がおっしゃるとおりでございます。しかしながら産科医の方々、市民病院の方々も非常に勤務が過労となっておりまして、休日、早朝、夜間につきましては医師の確保ができない。そういった問題を出しますと医師の方に契約をしていただけないという非常に大変な問題がございますので、市としては休日、早朝、夜間については実施しないという方向であります。検討させていただいております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 確かに今の医師事情を考えれば難しい、国のほうでそれを手当てしないとなかなか、国のほうは実施指導要綱でやれやれって言ったって、現実問題できない状況というのがあるもので、この辺を全然考えもせずに通達だけ出すというのも私は問題があると思うんですが、現場ではそういう意味では苦労していると思います。  それでマンモグラフィーがあるところとないところと、島田市民病院にはあるというふうに聞いているんですが、集団検診の聖隷病院についてはマンモグラフィーは持っているんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) はい、検診車のほうに設置してあります。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 今度の受診は人間ドックを受診した場合にも対象になるんだけれども、個別に算定できない場合は補助の対象外ということになっているんですが、島田市民病院の場合、人間ドック検診を受けた場合、個別にこの分算定できていわゆるこの補助の対象になるのかどうか、その辺についてはどうですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 今の委員からの御指摘ですけれども確かに要綱では対象になりますけれども、あくまでも健康増進法に基づく人間ドックであれば対象でありますけれども、国民健康保険であるとか社会保険でやっている人間ドックは対象になっておりません。島田市では人間ドックをやっておりませんので、対象にならないものであります。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。
    ◆委員(原木忍君) このQ&Aを見た限りでは、「市区町村の検診を受けずに人間ドックを受けた場合、補助対象になりますか」という問いに対して、「本事業は健康増進法に基づく市区町村が行うがん検診のうち、一定の年齢に達した女性に対して行う事業ですので、市町村事業として人間ドックを行っている場合は補助対象となります。ただし子宮がん検診、乳がん検診の検診費用を個別に算定できる場合に限ります」というふうになっているんですが、今言った市民病院で人間ドックを受けた場合は対象になるじゃないかというふうに感じたんですが、それは私の解釈が違うんですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) その要綱はちょっと紛らわしいものですから、私どもも県のほうに再確認をさせていただいております。先ほど御答弁申し上げたとおり、市では健康増進法に基づく人間ドックをやっておりませんので、対象にならないというものであります。  以上でございます。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) もう1点。例えば藤枝市で契約をしていれば、島田市の人がその診療機関に行って受けることはできるという解釈でよろしいですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) はい。今後市としても藤枝、焼津の検診機関と契約を結んでいきたいと思いますので、その契約が結ばれた医療機関であれば検診ができます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) さっき答弁の中であったかと思うんですが、クーポン券の使用期限については6カ月ということで決定したんでしょうか。確認をしたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) はい。要綱では6カ月となっておりますけれども、これにつきましても延長できるという形で、8月にクーポン券を発行したいですが、検診期間は島田市の場合2月末までを予定しております。ですので6カ月以上になりますので、6カ月ということではなくて2月末までの有効期限ということにさせていただく予定であります。 ◆委員(原木忍君) はい、わかりました。 ○委員長(村田千鶴子君) まだ審査の途中ではありますけれども、まだこの後報告事項もありますので、ここで暫時休憩をさせていただきたいと思います。                               休憩 午後12時00分                               再開 午後12時59分 ○委員長(村田千鶴子君) それでは、午前中に引き続きまして審査を再開いたします。お願いいたします。  では、歳出については、もう御質問のほうはよろしいでしょうか。  では、次に歳入、14款国庫支出金2項国庫補助金について審査いたします。予算に関する説明書は7・8ページです。  先ほど、歳出のほうでも多少当局から補足説明をいただいてありますけれども、まだほかに何かあるようでしたらお願いいたします。  濱田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 補足説明はございません。 ○委員長(村田千鶴子君) では、委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  ないようでしたら、採決いたします。  議案第64号 平成21年度島田市一般会計補正予算(第4号)について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 御異議なしと認めます。よって議案第64号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  先ほど原木委員のほうから資料の要求のような発言がありましたので、女性特有のがん検診推進事業のイメージ図と無料クーポン券による請求イメージの資料を、委員会条例第24条の規定により、執行当局に要求することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 御異議なしとに認めます。よって、女性特有のがん検診推進事業のイメージ図及び無料クーポン券による請求イメージの資料を執行当局に求めることに決しました。当局におかれましては、資料の提出についてよろしくお願いいたします。  済みません。訂正をさせていただきます。私、議案第64号 平成21年度島田市一般会計補正予算(第4号)中、当委員会の所管に属するものについてと言うべきところを、「当委員会の所管に属するもの」を省いてしまいましたので、これを訂正させていただきますので、よろしくお願いいたします。  では、再度採決をとらせていただきます。  議案第64号 平成21年度島田市一般会計補正予算(第4号)中、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 御異議なしと認めます。よって議案第64号は原案のとおり可決すべきものと決しました。失礼いたしました。  以上で当委員会に付託されました議案の審査はすべて終了いたしました。  次にその他ですが、報告事項等があればお願いいたします。  石間市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) それでは、私から企画部の企画課から提出されています、皆さんのお手元にあります定額給付金取扱状況、平成21年6月12日現在というものをごらんください。  まず対象者世帯数ですが、3万5,681世帯です。それから給付総額が15億9,854万8,000円、それから申請の件数になりますが、3万3,317件。申請の割合は、これでいきますと93.4%ということになります。  それから、給付済額につきましては14億4,760万8,000円、給付の割合につきましては90.6%、給付辞退者数というのは13名で10世帯ということです。  今後の日程につきましては、現在やっている受付の方式なんですが、それに加えまして、7月1日から受付窓口で申請を行い、現金で受け取る方式、窓口現金受領方式を開始するということです。  会場につきましては、市役所、金谷南支所、それから川根支所の3カ所で行うということになっております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 何か委員の皆さんのほうから質疑等はございますか。  原木委員。 ◆委員(原木忍君) 給付辞退者が13人10世帯ということですが、辞退の理由なんかは書いてあったんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 石間市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) それぞれの個別のものについてはよく把握しておりません。中にあるのでは、定額給付制度そのものが反対だという方がいらっしゃるということは聞いております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) まだ93.4%ということで、まだ申請をしていない方がいるんですが、今後申請をしない人については、特にもう1回催促するとかということについては考えているんでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 石間市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(石間鉦哉君) 企画のあれですので具体的なことはちょっとわかりませんが、これは申請主義でいっていると思いますので、申請がない場合はそうしたことはないと考えています。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) では、次に何か報告事項はございますか。藤本長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 養護老人ホーム金谷富士見寮につきまして報告をさせていただきます。  なおこの件につきましては、本年2月の市議会の定例会の常任委員会におきまして経過を説明しておりますが、改めてもう一度この委員会で報告をさせていただきます。  金谷富士見寮につきましては、本年3月で廃止をいたしました。経過を少し申し上げます。  金谷富士見寮につきましては、昭和28年6月に町営の生活保護施設、定員30人で設置が許可され、昭和38年7月に老人福祉法という法律が制定され、養護老人ホームとなりました。昭和41年4月に施設を増改築し、定員を50名といたしました。そして、昭和58年3月に現在の場所に移転、改築をされております。  現在、島田市内におきましては、ぎんもくせい定員50人と金谷富士見寮50人という形で、定員100名ということでありましたけれども、平成21年度から、特に金谷富士見寮につきましても指定管理者制度を導入ということでスケジュールが調整されましたけれども、入所者が平成20年度当初で34人ということで、またその後、市外からの入所者、当時は34人中12人が島田市からの入所者で、残りは市外からの入所者ということでありましたので、随時各市町のほうに受け入れをお願いしたところ、平成21年1月末でほぼすべての入所者が各市町の施設のほうに移ることができました。よって平成21年3月末で廃止をするということで手続を行い、2月から3月にかけて、県のほうにそれぞれ養護老人ホームの廃止届等施設の廃止届を出したところ、県のほうでも了解をいただき、本年3月末をもって施設の廃止となったものであります。  なお現在、五和小学校区の放課後児童クラブの事業というものをこの富士見寮を使って実施しているところであります。施設すべてを使うということではなくて、富士見寮の事務所と数部屋を使ってこちらのほうの事業をされている状況であります。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 何か委員の皆さんのほうから御質疑ありますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) では、ないようですので、まだほかに報告事項はございますでしょうか。中村児童課長。 ◎児童課長(中村好男君) 先ほど定額給付金の取扱状況のお話が出ましたので、私のほうから子育て特別応援特別手当について、現在の状況を少し説明させていただきたいと思います。  子育て応援特別手当の支給対象世帯ですが、1,364世帯、支給対象児童は1,417人、この支給対象児童1人につきまして3万6,000円の定額が給付されるということでございます。  6月29日現在で1,364世帯のうち1,304世帯が申請の受付を完了しています。申請割合は96%という割合になっております。未申請者等につきましては60世帯、64人分がまだ残っているという状況でございます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 何か委員の皆さん、質問ございますか。  原木委員。 ◆委員(原木忍君) それに関連して、平成21年度版ということでの子育て応援特別手当という方針が決まっているんですが、そのスケジュール等については国のほうからの指導はありませんか。 ○委員長(村田千鶴子君) 中村児童課長。 ◎児童課長(中村好男君) まだ詳しい情報というのは入ってきておりませんが、平成20年度の子育て応援特別手当の拡充をするということで、第1子から支給対象になるという話は聞いていますが、細かい情報等はまだ来ておりません。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはありませんか。  当局のほうでまだ報告事項はございますか。  松永教務課長。 ◎教務課長(松永則子君) 平成20年度の卒業生と平成21年度入学生の状況について報告いたします。  卒業生の状況です。平成20年度18期生の卒業生は37名です。国家試験は37名が合格いたしました。全国の合格率は89.9%で、本校は100%です。  就職状況は23名です。64%が市民病院に就職いたしました。1名は静岡県立大学へ編入しております。  入学生の状況です。入学生は40名です。定員の40名を満たすことができました。  以上で報告を終わります。 ○委員長(村田千鶴子君) 委員の皆さん、何か質問ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) まだほかに当局側の報告事項はございますか。  長野図書館長。 ◎島田図書館長(長野將人君) 島田図書館整備計画検討委員会の会議の内容につきまして、少し御報告というか、御説明をさせていただきたいと思います。  島田図書館におきましては、先日の議場でのたくさんの方の御質問をいただき、委員の皆さんには大分細かい点でおわかりいただけているのかなとは思いますけれども、島田図書館は25年を経まして、そろそろ新しい図書館をどうしようという考えも若干出てきていたわけですけれども、市街地再開発の中で島田図書館がメーンでということで、話が急にこうした形になってきたわけです。  まず図書館とすると、長い時間をかけて、どういう図書館、どういう機能、あるいはどういうサービスが必要なのか、あるいは求められているのかということをまず検討する必要がございます。議会で協議されました資料としては、資料の中にスケジュールがあったわけですけれども、当初、事業者側のスケジュール、計画に市の施設が入っていくという中で、事業者側のスケジュールが急がれている、時間がないという中へ入っていかなければならないということで、図書館としても緊急に機能的なものを検討しなければならない。どこに何を配置というよりも、まずどういう機能を、どういうサービスをというところから始めていきたいと思って、整備検討委員会というものの立ち上げをしたわけです。  ところが議会のほうでも示されましたけれども、議員の皆さんにも資料が行ったと思いますけれども、検討委員会の資料というのが事業者側の、やはりこちらも検討委員会の皆さんが検討する中では、手持ちの資料がないとどういう計画ということがわからないと、なかなか計画をしようがないということで、事業者側の計画を資料として検討委員の皆さんにお配りしたという経過がございます。そうした中で、まだ図書館の面積も決まっていない状況ではあるということをお話しさせていただきました。  急ぎ検討委員会を立ち上げたもので、議場でもお答えしておりますけれども、今まで3回ほどの会議を開催いたしました。皆様のお手元のとおりに3回の協議の中でどういう話があったかということを抜粋して記載させていただきました。  第1回の検討委員会というのを平成21年4月28日に開催いたしました。これはこの検討委員会を設置するための目的とか、そういったことについてお話しする中では、提言はどの程度の効力を持つのだというお話だとか、任期はどうなっているかという話、それから、委員会に出した資料として、市における経過あるいは状況の報告、それから、事業者側の計画概要の説明をさせていただきました。これは建物全体としてですから、公共施設が入る部分だけではございませんでした。この中では図書館の面積がどれぐらいになるのだ、現在の面積より広くなるのか、どの程度広くなるのかということが非常に話題になりました。  あるいはそのほかの、市としていろいろな施設を入れていくという形になると、図書館の面積が非常に狭くなって、図書館の本来あるべき機能が失われていかないかということ、あるいは併設させるように計画されている立体式の駐車場につきましても、台数が少ないんじゃないかというようなことがございました。また予算的なものはどうかと。ただ予算については全く事業者側の建物の金額がわからないので、買い取りにしろ、賃借にしろ、まだ不明だということでお答えをしています。  また、事業者側のスケジュールについてお話ししましたけれども、そうした中では、非常に期間がないということで、もっと長く話し合いというものをするべきだという御意見が寄せられました。いずれにしてもこれは時間がない中でやるのは至難の業であるということでございました。  それから、第2回の委員会としては、本を貸し借りするだけの図書館ではなくて、これから20年、30年先の図書館がどういう姿になるべきなのかということを委員の皆さんに知っていただくために、昨年10月以降に開館しました愛知県の日進市立図書館あるいは岡崎市立中央図書館、それから3月に開館しました隣の藤枝市立駅南図書館、こうした3館を1日で見てまいりました。日進、岡崎については非常に面積の大きなものでございました。そうした中ではかなりゆとりのあるものではあったと。  検討委員の皆さんには、その日のうちに3館を見た感じ、これは出かける前に見ていただきたいポイントをお示しし、見ていただいた後、参加者の方にはアンケートをその日のうちに書いていただいて、分析したということがございます。
     第3回の検討委員会におきましては、平成21年5月21日に開きました。これは前回の検討委員会の視察のアンケート結果の集計について説明をさせていただきました。そして、さらに図書館としては、検討委員の皆さんに検討していただくについても、図書館としては現在こういう整備、こういったものを整備していくという方針、あるいはこういったものをやらなければならないという計画的なものをお示しして、検討の材料として提出いたしました。  そうした中では、図書館としては、できるかできないかは別にして、やはり図書館としての機能というものはすべて取り入れるべきだという御意見があったり、またそのサービス、機能を全うするには、やはり相当の人的なものが必要になるという意見もございました。  それから、レファレンス機能の強化・充実というのは、これからの図書館については非常に重要だと。その辺の強化・充実が必要だという御意見もありました。  それから、また面積のほうに戻りましたけれども、まだ面積が決まらないのかということ、それから、そうした機能を持っていくためには、やはりある程度の面積が必要になってくるのだということで、ある程度面積の確保について皆さんから強い御意見をいただきました。  そうした中で、本来、どういう図書館にするべきだという話にするべきだ、そういう方向に持っていくべきだということで、徐々に機能的なものの話に入ってまいりました。そうした中では、市としても子育て支援を非常に強く打ち出しております。中に児童センター機能も入る可能性もあるということで、そうしたものと連携した図書館の機能もするべきだし、もしかしたら特化して、子供図書館単独に、要するに現在の図書館をそのまま残して、新しいところには子供の図書館だけを持っていくということも1つ考えられるという、これは少し極端な例ですけれども、そうしたような考え方の御意見もあったということでございます。  今までは勉強中で、ようやくこうした材料をもとに中身的なものの検討に入ってきたということでございます。今後は会の運営あるいは持ち方につきましては、会長、副会長と協議しながら進めてまいりたいと考えております。  以上、御報告いたしました。 ○委員長(村田千鶴子君) ただいま長野島田図書館長より島田図書館整備計画検討委員会協議内容についての報告をいただきました。これにつきまして何か委員の皆さん、御質疑ございますか。  桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) ちょっとよくわからないことでお聞きしたいことが1点ありまして、ショッピングビルの建物の中に入るということで、国の補助金申請のときはショッピングビルは8階建てということだったんですね。それで4月28日の整備計画の出されたスケジュールの中では10階建てだったんですね。市長の答弁等をお聞きしますと12階建てとかという話が出ているんですが、これはどれが本当で、まだこれは企画の段階なんでしょうか。それによって図書館の2、3、4階のフロアーという話が出ていましたが、駐車場等の関係もあるので、その影響等は出てくるのでしょうか。根本的なことがちょっと。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。今、桜井委員からその御質問があったんですけれども、当常任委員会におきましては、図書館の機能をどうするべきかということでありまして、多分本議会におきまして、企画課がその辺のいわゆる中心市街地交流拠点施設基本計画策定事業の中で、そういったビルの中をどうするというのがこれから策定されていくのではないかなと思うんですけれども、その点で答弁がいただけますか。  桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) それでは、方向を変えるじゃないけれども、企画との関係はどうなっているんでしょうかというふうに変えたいと思います。 ◎島田図書館長(長野將人君) 現在、3フロアーという話が、2階、3階、4階という、全体計画は他の課が所管していますのでわからないんですけれども、2階、3階、4階の中に図書館がメーンということで、先ほど児童センター機能とかという話がありましたけれども、細かくどういう施設が入ってくるのかということは、すべて今、企画のほうで調整しておりまして、私たちもとりあえずメーンだということでは聞いておりますけれども、その他のことについてはあまり詳しく承知しておりません。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) そうしたら、本当に今、図書館を整備していくということで、図書館はどういうものをつくりたいか、どういうものをつくっていったらいいかという、そこだけの話に教育委員会は任されているということですよね、今の話を聞いたら。 ○委員長(村田千鶴子君) 長野島田図書館長。 ◎島田図書館長(長野將人君) 図書館がどういう考えで入ろうとするか、それをよく考えろということだと思います。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) そのときに企画から出された複合施設としての案が出てくるわけなんですが、そのときに教育委員会としてこれはというところがどれだけ主張できるかというのが、非常に私は疑問を感じるものですから、フロアーの面積的な問題が大きくて、そして機能もそこに入っていくわけですから、最初の議論から始めるというのはとても大事なことなので、図書館はどうあったらいいかということはとても大事なことなんですが、すごくそこの関係がわかりません。 ○委員長(村田千鶴子君) 長野島田図書館長。 ◎島田図書館長(長野將人君) 私どもも図書館が移転するならば、ある程度現在の流れというのは、かなり通路的にもゆとりがあって、それから閲覧席がたくさんあってというような、現在の図書館に欠けている部分はぜひ拡充したいと思っておりますし、したがって、いろいろな機能を入れるためには面積がどうしても必要になってくるだろうと。今の1,700平方メートルに少し毛が生えた程度では、やはり移転する意味があまりないし、利用者の方がたくさん来てくれるかというと、なかなか難しい部分があるだろうということでは、やはり面積が我々も一番興味のあるところなんですね。  ただ、今、どれくらいいただけるかというか、割り当てられるかという、そういったことを待つだけじゃなくて、我々としてはこうした機能を入れていくと、この機能にどれぐらいの面積が必要だということの積算を当然始めています。これは仮に駅前の今回のこの計画のビルに入るだけじゃなくて、今後これがもしだめだとしても、図書館としてはそういった計画を必ず常に持っている必要があると思っていますので、こうした計画づくりといいますか、検討というのは常にする必要があるんだろうなとは思っております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) いいですか。 ◆委員(桜井洋子君) ほかの質問をしてよろしいですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 非常に整備検討委員会のメンバーの14名の方、それから当局の事務局の方、本当にどういう図書館をつくっていったらいいかというところで一生懸命やってくださっていると思うんですが、本当に図書館の建設にかかわってきたような方も、金谷の図書館の建設の成果もありますので、今、もっと専門的な方をそこに入れていくという考えはおありですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長野島田図書館長。 ◎島田図書館長(長野將人君) 専門的というお言葉なんですが、その専門的というのは私には十分理解できないんですけれども、確かに市の職員の中には、金谷の図書館を建設した当時に多分いたんだろうとは思っていますけれども、そうした計画づくりとか、そういったものに携わった人間もいるかと思います。ただ、今現在、別の所属に属しておりますし、我々の中でも、職員の中でも、自分たちの働く職場としての図書館、それからお客さんからいろいろな要望、要求がある中では、そういったものを聞いて自分たちでどういうふうにしようというようなこと、結局は建物の設計ではなくて、中の機能というか、そういったものが一番肝心になってくるのではないかなと思いますので、そこの辺では、我々の検討委員の中にも、当然司書を持った方もいらっしゃいますし、また専門のそういった図書館にお勤めしていらっしゃったような方もいらっしゃいますので、そうした方たちの意見というものを聞いて進めていきたいとも考えております。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 検討委員の方の司書の方というのは何名いらっしゃるんですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長野島田図書館長。 ◎島田図書館長(長野將人君) 現在把握しているのは1名の方ですが、もうお1方、別のところで図書館の館長をやっていらしたような方もいらっしゃいます。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) 専門的といっても、図書館の中身もあるし、どうやってそれを計画に結びつけていくかという、いろいろな議論が必要だと思うんですけれども、自分たちでこれから本当に整備検討委員会と事務方でやっていくんだという決意はすごくわかるんですが、期間も短い中で、研修とか、いろいろなノウハウとか、そういうものをいろいろ広いところから学んでいく、そういう保証はこれからできるんでしょうか。整備計画検討委員と、そして事務局の皆さんが研修をして、研修をしてというのかな、つくり上げていくための、力量をつけていく場として、3カ所視察には行っていると思うんですが、視察以外にいろいろな研修があると思うんですが、そこはどうですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 長野島田図書館長。 ◎島田図書館長(長野將人君) そうした委員の研修も考えています。例えばどなたか委員会の中でお話ししていただけるような方をお招きしてお話を聞くということもあるでしょうし、それから、私も土曜日に個人的に沼津とか三島の図書館を見に行ったり、ですから、そうした先に私のほうがよそのところを見てくる中で、ここの図書館はぜひ見ておいたほうがいいというところがあれば、今後まだ委員の皆さんに視察研修をしていただくということも考えられます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 桜井委員。 ◆委員(桜井洋子君) これは要望です。整備検討委員会のメンバー15人以内となっておりますので、今14名なんですが、もう1人、そういういいアドバイスをもらえる専門的な知見を持っている方を入れていただきたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 答弁を求めますか。いいですか。  ほかにはございますか。  原木委員。 ◆委員(原木忍君) 前回の一般質問でやったものですから、粗方のことは聞いたんですが、時間の関係で詰められなかった点について若干お聞きしたいと思います。  まず、この検討委員会で示されたスケジュール表については、今までの会合でいろいろやった中の内容をこのスケジュール表にあらわしたということだもので、私は図書館については当初こういう計画があったと認識をしていたんですが、資料請求したときに出てきた資料によると、この辺のところが若干、終わりのところが平成23年建設、供用という形で、1年ずれているんですね。この辺がかなりポイントになるということで、1年延びれば、それなりに当初の検討委員会の検討する時間というのがあると思うんですね。  この辺が、最後のところが、いつから本当は建てるのかということがはっきり見えてこないということと、それから基本設計をこの予算が通ればするわけなんですが、基本設計をするに当たって、図書館の面積とか、2階、3階、4階に何が入るかによって基本設計に影響があるんじゃないかというのは、この議事録を読ませてもらったら、やっぱり中に閉架が入るかどうかによって負荷がかかってくるから、基本設計にかかるということが書かれていましたので、そういうことを考えると、逆に言うと、基本設計をつくるまでにはしっかりした図書の面積、この間も問題になった閉架を入れるのか入れないのか、この辺が非常にポイントになるんですね。  私が心配しているのは、今回一般質問するときに当たって、議案書を見ただけでは図書館という文字は一言も出てきていないものですから、新聞の記事でしか私は図書館を移転するよということは確認できなかったもので、一般質問するに当たって企画課長のところに確かめに行ってきました。この新聞の記事は本当かどうか、図書館を移転するのか、それは移転して、図書館をビルの中に入れるということはそうですということを答弁しています。  そのときにいろいろ話の中で、じゃ、跡地をどうするんだという話が出たときに、まだ決まっていませんと。今、いろいろな情報関係で、書類の整理もしなければいかんけれども、そういう倉庫のようなものを含めて、場合によっては図書の閉架も置くよというような話をちらっと聞いたものですから、だったら閉架を今のところに残して、ほかの部分を持っていくということになると、私は図書館というのは閉架と開架は一体のものだと考えていますので、閉架と開架を別にするということは考えられない。そういう根本的な問題がしっかり方向性が示されていない。この辺が私は問題だと思っているわけです。  図書館そのものは、私もこの前言ったんですが、図書館をつくるに当たっての理念と政策、どういうものをつくるかというのがないと、せっかくつくったって結局いろいろなものが出てくる。これからの図書館というのは、今は単なる貸し出しだけじゃなくて、レファレンス機能というのをもう少し高めていくというのが非常に重要な柱になっていますので、そういうことからいって、そういう方向性がしっかりまだ決まっていないような気がするものですから、その辺を企画課との話し合いでどう整合性をとっているのか。  企画のほうに行けばまだ全然決まっていません、図書館だってこれから検討しますというような言い方、言う人によって若干ニュアンスが違うんですね。そういうことから考えて、もう少しこの辺を明確に、とにかく建設する時期そのものがまだぶれているということから考えて、その辺を含めてわかった範囲で。確かにこの計画そのものが企画で全部やっているものですから答えられない部分もあると思うんですが、ただ図書館としてどういうものをつくるかといったときには、そういうことが決まってこないと本来的には決められないんですね。移転を前提として考えるならば。  全く違うところへ新しい図書館をつくるという考え方でしたら、どういう理想的な図書館がいいかと検討委員会でやると思う。今は方向的にも、あそこにビルを建てて、補助金をもらってつくって、図書館を移転するという前提があるものですから、この辺はいろいろな話を聞いていて、それがしっかりお互いの、企画課と現場の皆さんとの意思疎通が図れていないような気がしていますので、この辺もわかっている範囲内でお答え願いたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 長野島田図書館長。 ◎島田図書館長(長野將人君) まずスケジュールが、議員の皆さん全員にお配りしたのは検討委員会の資料、第1回と第2回の資料がお手元に行っているのかなと思うんですけれども、そのスケジュールというのは本当に最初のころのスケジュールであって、そのスケジュール自体は企画課のほうからの流れのものを我々が図に落としたものなんですけれども、それがその当時の建設のスケジュールで、ただ我々がそのときに思ったのは、民間の事業であるとすれば、壊したら遊ばせておくことはないだろうなと。すぐにでも建てるだろうと。もしかしたら竣工の期限というのは動かさないんじゃないのかなということはありました。そうした中で、我々のほうも事業者のスケジュールに合わせるとすれば、これはすぐにでも我々のほうの計画づくりを始めないとならないだろうというのが今までのいきさつでした。  ところが、それは最初のときにはいわゆる居抜きと申しますか、業者のほうにお金を払って、内装であるとか、備品も全部そろえてもらったものをそっくり買い取るよという計画ではあったわけです。それが途中でスケルトン方式といいますか、通常の、よく民間のテナントでやられる、むき出しの状態でこちらに手渡されて、その中に市のほうが天井を張り、床を張り、壁を張り、設備も入れていくというような、こちら側で工事を施工するということになってきましたので、かなりスケジュール的には余裕が出たようには感じました。  ただ基本的に、もし我々のほうがどこかに大きな穴をあけておいてくれというような部分であるとか、先ほどお話があったように、閉架をもし持っていくとすれば、その辺の床の補強であるとか、あるいは柱の太さというものが、かなり構造的にも影響を与えるはずなので、我々のほうとしてはそんなにのんびり構えているわけにはいかないということがございます。  そうした部分では我々も、図書館としてはすべてが移転したいと当然考えます。ただキャパが決まっていて、その中に全フロアーを図書館として使えないという中では、新しい機能を入れながら、どれぐらいの規模を入れていくかという、その辺の見極めが非常に重要で、今、こういう機能、こういう機能、こういう機能ということで、どれぐらいのスペースが必要ということを積算しているという話を先ほどしましたけれども、そうした中で、当然不足してくれば、また別のフロアーとの共有といいますか、共用といいますか、そういったことも考えておく必要がもしかしたらあるのかと。  ただ図書館としては、ただ閉架を置いていくというのは片手片足をもがれるようなことになります。利用者の方に非常に不便を来す形になりますので、できれば全面移転をしたいというのが我々の希望ですし、また企画課のほうにもそうした形では伝えてございます。その辺、企画のほうも調整の段階で、図書館のほうのそうした希望というものはある程度理解はしてくれているものだろうとは思っては思います。  いずれにしても、方向性がかなりぶれているというか、決まっていない中でというお話なんですけれども、図書館としてのこうした機能とか、あるいはこういう図書館をということの考えの中では、ある程度我々のほうはしっかりした考え方を持っているつもりでございます。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 今回のいろいろな資料を見て、確かに教育委員会のほうから出ているこの資料については、私はちゃんとした記録を示されて、説明責任を果たされていると思うんですが、この議案質疑で要求した資料を見ると、平成21年6月22日につくった資料を出してきたということで、私はこれについて、12月19日に企画、市街地整備課、商工課、島田図書館、児童課で協議した内容というものが明確になっていない。おそらくそういうことを今までの12月以降いろいろな協議をした中がこの検討委員会で出された資料、これが当初の正しいスケジュールじゃないかと私は思っているんですが、企画のほうに聞くと、現場で勝手につくったような言い方をしているので、私は勝手に現場で、現場というのは教育委員会なので、わけもわからんのに勝手につくれるはずはないと。そういう基本的な資料というのは説明しているはずだということで企画のほうには言ったんですが、そういう非常に不透明な部分があります。  これは当初、教育委員会、こういう記録というのをもう少し重要な会議というのについては、しっかり記録をとって説明責任を果たすというのが重要じゃないかと感じています。今回、検討委員会の資料については、そのまま出していただいて、私もよく読ませていただきましたので、内容についてはよくわかりましたが、とにかくそういう意味で、企画しているところ、政策を立案したところと現場との意思疎通が必ずしも、どっちがどっちかわかりませんが、図れていない。これが一番の原因じゃないかと思いますので、今後進める中でそういうことのないように、いかに図書館をつくるかということに全力を注いでほしいなという要望をしておきます。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはございませんか。  中野委員。 ◆委員(中野浩二君) 図書館の移転のことについては、子供たちも、児童センターも入るのかなという話もあったんですが、子供たちに本を読ませる習慣をつけるということも大事ですし、これまでよりもたくさんの方がおそらく集まるんじゃないかと思います。  本を読むということは非常に大切なことですから、検討委員会の方にも、民生病院教育の常任委員会としても、委員として本当に将来を見通した立派な図書館の建設に向けて頑張ってほしいと思います。  これをよく見てみますと、非常にいい検討をなされているということがよくわかります。そういう意味で先取りをしてやるということも大切ではないかと思いますので、それから、子供たちもたくさん読む習慣をつけてほしいなと思うんですけれども、静かなところで本を読まなければならない、見なければならないという雰囲気も必要だし、子供たちにもなるべく本に接する機会をつくってやりたいということもありますし、そこら辺のこともよく考えていただきながら、今から何十年も先に本を読むという習慣をつけていくということは非常に大切なことですから、この本質を忘れないで、先を見通して、検討委員会の方々にも頑張っていただきたい、十分検討していただきたいと要望しますが、なるべく早めに我々にも情報を、こんなふうになったよということぐらいの情報をまた逐次流していただきたいと思います。よろしくどうぞ。 ○委員長(村田千鶴子君) 長野島田図書館長。 ◎島田図書館長(長野將人君) ありがとうございます。今、子供にも本をたくさん読んでもらいたい。それは図書館としては一番願うところです。中学校に行くと、どうしても部活とか勉強とかで本から離れてしまう。そこで一たん離れると、それからずっと本を読まないという形になっています。中心市街地にもし仮に出た場合には、島田小学校の子供たち、あるいは島田高等学校の子供たちも駅に近くなるということで、かなり寄っていただけるような需要が見込まれます。  さらには図書館としての機能、今は十分機能しておりませんけれども、学校との連携というものをこれからさらにしていかないといけないということが、今回の検討委員の中でも一部出ておりますので、そうした機能、学校との連携をいかに図るかという機能、その辺も強め、高めていきたいと考えております。  それから情報の伝達、情報の開示につきましては、できれば逐次、機会あるごとに皆様にも御報告させていただきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) では、この件につきましての質疑はここでとどめたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 市長部局とこの件につきましてはぜひ緊密に連絡をとっていただきまして、しっかりと慎重に対応していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、ほかに当局側として報告事項を。  濱田学校教育課長。 ◎学校教育課長(濱田和彦君) 議員の皆さんのお手元には、和文化教育全国大会のパンフレット、第1次案内と若干の資料をつけさせていただきました。それをごらんいただきたいと思います。若干説明をさせていただきます。  10月30日、31日に全国大会を島田で開きます。第1次案内のところでは講師等が明確になっていませんでしたが、やっと決まりましたから、資料の2ページ、3ページのほうを見ていただきますとおわかりになりますが、事例発表会の講師が文部科学省のスポーツ青年局長の山中局長にお見えになっていただきます。それから2日目の基調講演、全体講演のほうはバーバラ寺岡さん。この方は食育について大変お詳しい方ですが、「食害・薬害から身を守る和食文化の秘密」、このテーマで講演をしていただくことになっています。  なお黄色い部分は子供たちが活躍する場面ですから、それもごらんになっていただきたいと思います。  また何か皆さんの中で御都合がつく方があったら、参加していただけたらありがたいと思います。  以上です。 ○委員長(村田千鶴子君) 報告をいただきました。委員の皆さんのほうから質疑ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 藤本長寿介護課長。 ◎長寿介護課長(藤本章夫君) 先ほど富士見寮の関係で、指定管理者制度の導入のスケジュールだったんですけれども、平成21年度からということで当初予定されていたんですけれども、その前に廃止ができたということで訂正させていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(村田千鶴子君) ほかにはよろしいでしょうか。言い漏れはございませんか。  原木委員。 ◆委員(原木忍君) 2点ほど御質問したいんですが、新インフルエンザの対策が、国のほうの方針もいろいろ変わってきているんですが、改正等がしょっちゅう出ているんですが、前回、新インフルエンザ対策の資料を3月26日現在でお配りいただいたんですが、この後、この内容について、国のほうの改正に伴って内容の変更がないかどうか、これが1点と、それから、保育園の民営化についてパブリックコメントをホームページで見させていただきました。この内容については、若干方針が変わっている点等があるんですが、民生病院教育常任委員会のほうへはこれらの報告というのはされているんでしょうか。パブリックコメントによって市の考え方が変わって方針が変わったという点があるんですが、この2点についてお聞きしたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 濱田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) 1点目の新型インフルエンザの件につきまして答弁させていただきます。  新型インフルエンザにつきましても国の方針が大きく変わっておりまして、当初、皆様方に配付させていただいているインフルエンザの対応でありましたけれども、現在は弱毒性ということがございまして、季節性のインフルエンザの取り扱いと同じになっております。その中でインフルエンザの検査の関係も、集団で感染をしている地域については検査を行っていくわけですけれども、集団感染していないところについては、医師の判断によって、検査が必要であると判断されるときにはするということになっております。学校・保育園等の対応につきましても、季節性のインフルエンザの対応ということに変わっております。  簡単でありますが、以上であります。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員、よろしいですか。  原木委員。 ◆委員(原木忍君) 新型インフルエンザについて毎日のようにメールマガジンで報道されて、内容についてもかなりくるくる変わってきているんですが、一番心配するのはワクチンの関係で、新聞報道によれば新型のワクチンがある程度は準備できるよということなんですが、この辺の情報については市のほうには入っていないんですか。 ○委員長(村田千鶴子君) 濱田健康づくり課長
    健康づくり課長(濱田三郎君) 申しわけありません。新型インフルエンザ、今回のインフルエンザのワクチンについては情報が入っておりませんので、お答えすることができません。申しわけありません。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 今までのインフルエンザについては、特に高齢者については補助等があったものですから、その辺の関連で新型ワクチンも、さっき言う話では季節のワクチンとそんなに変わりはないよということで対応が変わっているようですが、その辺が今言ったワクチン、注射をしたときの補助制度がどうなるかということにちょっと興味がありますので、わかり次第またお知らせ願いたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 濱田健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(濱田三郎君) その助成制度等がはっきりしましたら、議会のほうへ報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(村田千鶴子君) 答弁漏れだそうですので。  中村児童課長。 ◎児童課長(中村好男君) 保育園の民営化につきまして常任委員会に報告したかという御質問ですが、大変申しわけないんですが、3月の委員会に報告されたかどうかというのはちょっと私はわからないんですが、4月15日号の広報及び同じ日にホームページに載せて、修正の民営化計画とパブリックコメントでいただいた御意見等に対する市の考え方について掲載させていただきましたが、その後、4月以降は委員会のほうに報告をせずに現在に至っております。3月の委員会に報告されたかというのは、今、私ではちょっとわからないんですが。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) 課長がかわっているということなので、その事情はわかりました。  ただパブリックコメントの2ページに金谷中央保育園の民営化時期が平成23年度になったなぜかという意見に対して、実施年度については市民の皆さんの御意見を踏まえ、保護者等関係者の皆さんへの十分な説明を実施していくということで、年度については事実上消えたと私は解釈したものですから、非常に重要なことなんですね。これに対して請願があって民生病院教育常任委員会で請願採択したという絡みもあるものですから、当然このパブリックコメントに対する考え方は委員会のほうに報告すべきだし、パブリックコメントの要綱を見ても、パブリックコメントの目的そのものが市民に説明責任を果たすためにというのが入っているものですから、当然議員に対してもそのパブリックコメントに対する考え方というのを示す必要があると思うんですね。  ホームページを見れば確かにわかります。私も見たんですが、やはり議会のほうに報告を、こういうコメントがあってこういう考え方であるということを資料として私は報告すべきだと思うんですが、その辺についてどうでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 中村児童課長。 ◎児童課長(中村好男君) それでは、修正の民営化の計画とパブリックコメントでいただいた市の考え方を、改めてこの委員会の皆さんにお分けするということでよろしいでしょうか。 ○委員長(村田千鶴子君) 原木委員。 ◆委員(原木忍君) そういうパブリックコメントに対して市の考え方を示しているものですから、当然委員会のほうに対してもそういう考え方というものを示すべきだということで、できればそういう資料というか、そのままホームページに載せたのを出してもらえばいいと思うんですが、そういうことで今後お願いしたいと思います。  この中でもう1点、パブリックコメントで、これは一般質問でも出たんですが、学童保育はどうなるかという質問に対して、小学校内に設置するほうがよいのか、それぞれメリット、デメリットがあると思うが、意見が分かれるところですというところが市の考え方に載っているんですが、前回の杉村議員の一般質問の中に、学校のほうに設置するのを検討するというふうに、私はそういうふうに聞き取ったんですが、その辺について教育委員会のほうとの話し合いはしているかどうか、そのことについて。  その一般質問にしても、私が聞き違いだったかもしれないですが、たしか学校でもやるということも検討するというふうに私は受け取ったものですから、その辺、もう1回、この学童保育についてどうなるのかということについて、あわせてお聞きしたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) 中村児童課長。 ◎児童課長(中村好男君) 放課後児童クラブにつきましては、今、金谷小学校に若干空き教室があるような話も聞いているものですから、そういったところが使えるかどうかということで、少し教育委員会と学校も含めて検討をしていきたいと考えております。 ○副委員長(八木伸雄君) 委員長。 ○委員長(村田千鶴子君) その他のところで1つだけお伺いしたいんですけれども、今、市民病院の院内保育園のほうを増築しているわけなんですけれども、大変今、医師不足とか看護師さんの不足というところで、そういった意味では、確保するには、24時間体制で、先進地というか、そういうところであるなと大変うれしく思っているわけなんですけれども、今、利用対象者のほうなんですけれども、利用できる方はいわゆる女医さんと看護師さんだけなんでしょうか。そこだけ教えていただきたいと思います。 ○副委員長(八木伸雄君) 中野次長兼管理課長。 ◎次長(兼)管理課長(中野恵之君) 今、委員長からの御質問の院内保育所さくらんぼの利用者の具体的な対象者はどんな方かということだったんですが、今おっしゃったように、医師の確保、そして看護師の確保というのが、これは私ども島田市民病院に限らずなんですけれども、総合病院の最重要課題の1つです。ですから、そういう面で今、さくらんぼにつきましても、基本的には、女医さんということではないんですけれども、要するにドクター、そして看護師という形で、その子供さんを保育するという形を最優先にさせてもらっています。 ○副委員長(八木伸雄君) 委員長。 ○委員長(村田千鶴子君) 今、ドクターと看護師さんを最優先ということだったんですけれども、多分技師の方も多分市民病院に大勢いらっしゃると思うんですね。例えば臨床に携わっていらっしゃる。そういった方も女性の方が従事なさっていると思うんですよ。ああいった方も病気を治す者にとっては本当に大切な方々でいらっしゃるものですから、そういった方々の確保というか、そういうものもこれから必要ではないかなと思うものですから、ぜひ対象の中に、ドクター、看護師以外にも、技師とか、そういった従事している方々にも利用者の拡大を要望したいなと思うんですけれども、この点についていかがでしょうか。 ○副委員長(八木伸雄君) 次長兼管理課長。 ◎次長(兼)管理課長(中野恵之君) 先ほど言いましたように、最優先させていただくというのは、当然今言ったドクターとか看護師の方たちの子供さんたちが、人数的に定員というか、保育できる人数まで達しているという話が前提でありまして、もし達していないような状態であれば、今おっしゃったような技師の方であれば、お受けするという形も当然考えてはおります。そういうふうに御理解していただきたいと思います。 ○委員長(村田千鶴子君) わかりました。  ほかにはありませんか。  では、なければ、次に閉会中継続審査・調査についてお諮りいたします。  委員会条例第37条の規定により、閉会中もなお継続して審査・調査を行う旨議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村田千鶴子君) 御異議なしと認めます。よって議会閉会中の継続審査・調査について、議長に申し出ることといたします。  次に、次回の委員会の開催予定ですが、あらかじめ決めておきたいと思います。  9月定例会前の委員会を8月4日の火曜日の午前10時から行いたいと思いますので、予定をしておいていただきたいと思います。  それでは、以上をもちまして民生病院教育常任委員会を終了いたします。どうも皆様、お疲れ様でした。                               閉会 午後2時02分...